有村架純、『思い出のマーニー』舞台挨拶で涙!「夢みたい」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
有村架純、『思い出のマーニー』舞台挨拶で涙!「夢みたい」

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有村架純、『思い出のマーニー』舞台挨拶で涙!「夢みたい」

スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』(7月19日公開)の完成披露舞台挨拶が、7月2日に東京国際フォーラムで開催。声優を務めた高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、黒木瞳、主題歌「Fine On The Outside」を歌ったプリシラ・アーン、米林宏昌監督が全員浴衣で登壇した。

杏奈役の高月は「初めてのアフレコ挑戦で、なかなかできず、ご迷惑もおかけしたけど、ジブリスタッフに支えられながら、今日という日を迎えることができました」と感無量の様子。マーニー役の有村は「自分がジブリ作品に参加できていることが夢みたいで、ここに立てていることを本当にうれしく思うし、杏奈役が高月さんで良かった」と思わず感涙。高月も「こちらこそ感謝です」と笑顔を見せた。

杏奈の養母役の松嶋は「母親役として杏奈を見守っていくんですが、その感情がとても理解できたというか。初めての子育てだと迷ったり、立ち止まったりもするけど、そのままの自分を出せば良かったので、とても感情移入できました」と穏やかな表情でコメント。

『思い出のマーニー』は、イギリス人作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学をもとに、舞台を北海道に移してアニメ映画化したファンタジー。海辺の村に住む夫婦に預けられた少女・杏奈(高月彩良)と、不思議な雰囲気を持つ同い年の少女マーニーとの交流が描かれる。主題歌をライブで披露したプリシラは『ハウルの動く城』(04)を見て以来、ジブリ作品のファンだったそうで、「まさか10年後にジブリ作品を自分が歌うことになるとは」と喜びを口にした。

『借りぐらしのアリエッティ』(10)に続いて2作目を手掛けた米林監督は「2作目は1作目よりもグレードアップしなければいけない。難しいし、面倒くさいシーンもいっぱい書いて、製作がものすごく遅れて大変でした」と苦労話を告白。また「すべてを知った上で、もう一度見ていただけると、また、違った角度で見れると思います。なんて言っちゃったりして」と控え目にアピールし、笑いを取った。【取材・文/山崎伸子】

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