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市川海老蔵に霊感あり!?「シックスセンスで感じる」

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市川海老蔵に霊感あり!?「シックスセンスで感じる」

「四谷怪談」をモチーフにしたサスペンス・ホラー『喰女 クイメ』(8月23日公開)の完成報告会見が8月12日に東京ミッドタウンホールで開催され、市川海老蔵、柴咲コウ、中西美帆、三池崇史監督が登壇。先日、妻夫木聡との真剣交際が報道されたマイコは、会見への影響を配慮して欠席となった。

日本三大怪談のひとつを、鬼才・三池祟史監督がメガホンをとって現代に甦らせた本作。「四谷怪談」の劇中の物語と、それを演じる女優と俳優との関係がオーバーラップしていくストーリーだ。歌舞伎で伊右衛門を演じて以来、映画化を熱望していた海老蔵は、企画にも名を連ねている。海老蔵は「『四谷怪談』というのは、七代目團十郎が得意とした演目。七代目團十郎は、行動力のあった面白い方だった。その時代に映画やテレビがあれば、先祖もきっとやっていたと思う」とコメント。「先祖の、そういう精神を受け継いでみたいというところから始まりました」と企画のきっかけを語っていた。

柴咲は、劇中劇で日本最高峰のダークヒロイン“お岩”に扮することとなった。柴咲は「小さい頃から知っているお岩さんを演じることができて、幸せでした」と充実の表情。海老蔵とは初共演となったが、「初めてお会いした時は、真面目な方だなと思った」と海老蔵の印象を吐露。「でも、撮影が始まると、控え室にノックをせずに入ってくるので困りました」と海老蔵の行動を明かすと、会場からも笑いがわき起こっていた。

怨霊をテーマとした本作にちなんで、「霊は信じるか?」との質問が飛ぶと、三池監督は「存在すると思いますよ。何があってもおかしくない」と発言。「撮影中は、柴咲コウの生霊をときたま感じました。『まだ撮影をやっているのか。早く終われ』というのを、ビシビシ感じました」と話して会場も大爆笑。当の柴咲は「いたみたいですね。本人には、自覚はないんですけど。知らない間に(生霊が)行っちゃっていたみたいですね」とニッコリ。海老蔵もこれには、「うわあ、怖い!」と声を上げていた。

すると、海老蔵も「(霊は)いるんじゃないですか。普通に」とニヤリ顔。「僕も感じますよ、シックスセンスで」と敏感な一面を告白。「人がいるということは、残留の心があってもおかしくない」と持論を話していた。【取材・文/成田おり枝】

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