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ジェニファー・ローレンス「ヌード写真流出はスキャンダルではなく性犯罪」

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ジェニファー・ローレンス「ヌード写真流出はスキャンダルではなく性犯罪」

8月末に発生したハリウッド史上最悪といわれる一連のヌード写真流出の最初の被害者になったジェニファー・ローレンスが、ヴァニティ・フェア誌のインタビューで事件について語っている。

「私が有名人であり、女優だからといって、自業自得といわれるのはおかしい。こういうことはこの業界にはつきものだといわれるのは間違っています。私の体だから、決断するのは私のはずです。それができないという事実にゾッとしてしまう。(ヌード写真流出の後で)私は謝罪文を書こうと思いました。でも、何も謝ることなんかないと思いました。私は4年間、健やかな恋愛をしていました。それは長距離恋愛でした。だから、恋人にポルノを見られるぐらいなら私を見てほしかった」と元恋人ニコラス・ホルトとの交際に触れて赤裸々に話している。

また、ジェニファーは、iCloudのハッキングやヌード写真流出はスキャンダルではなく犯罪だと断言しており、「これは性犯罪です。法を改正するべきだと思います。写真を流出させているサイトには責任がある。私の知人や、私が大好きな人々でさえ、『ああ。写真を見たよ』といいます。怒りたくはないのですが、『あなたに私の裸を見てもいいなんていった覚えはない』と思ってしまう」と今でも困惑している様子だ。

しかし、流出を気にせず前進する気持ちになっているようで、「時が癒してくれると思う。もう泣かなくなったし、怒ってもいません。平和な気持ちになろうと思っています」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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