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前代未聞!あのスター俳優たちの“オーガズム顔”ポスター14点を公開

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前代未聞!あのスター俳優たちの“オーガズム顔”ポスター14点を公開

数えきれないほどの男たちと情事を重ねた、色情狂=ニンフォマニアックの女性の半生を描いた衝撃作『ニンフォマニアック Vol.1』(10月11日公開)と『ニンフォマニアック Vol.2』(11月1日公開)。その赤裸々な性描写と全8章の2部作という型破りな語り口で、公開前から話題となっている本作から、驚きのキャラクターポスター全14枚を入手した。

このポスターは、キャストそれぞれの“恍惚の瞬間”を撮影した前代未聞のビジュアル。注意深く見てみると、主演のシャルロット・ゲンズブールをはじめ、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォーら、その豪華すぎる布陣に驚かされるはず。女性の“性欲”というタブーに真っ正面から切り込んだ、本作ならではポスターに仕上がっている。

本作を手掛けたのは、鬼才ラース・フォン・トリアー監督。トリアー監督といえば、『奇跡の海』(96)や『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)などの作品で、カンヌ国際映画祭の輝かしい受賞歴を誇る一方、毎回モラルや人間の良心を無視するような作品世界で、希代の“変態監督”としても知られている。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でのビョークや『ドッグヴィル』(03)のニコール・キッドマンなど出演者は、その容赦のない作品世界のためか、心身ともに極限まで追い込まれるという。

しかし、そんなトリアー監督のもとに集まった今作の主要キャストからは意外なコメントが寄せられている。ラース作品の常連ゲンズブールは「前作『メランコリア』の取材中に『次はポルノ映画を撮るんだ』なんて言うから冗談かと思ったわ!だけど過激な作風もすべて彼らしいユーモアなのよ」と話す。監督の作品に出演したくてたまらなかったというラブーフは「一緒に仕事をしたいと思うトップクラスの監督。彼の作品には男のキャストは少ないから、僕も女性だったらら良かったのに!」とその熱意をコメントしている。監督と付き合いの長いステラン・スカルスガルドは「毎回、いままで使っていた自分の手法を“削除”して新作に挑戦している」と真摯な姿勢を賞賛し、新人女優のステイシー・マーティンは「ふと私以外のほとんどの共演者は彼と仕事をしたことがあるって気づいたわ!」と、トリアー監督が役者から好かれていることを裏付けている。

『ニンフォマニアック』は、扇情的なテーマを扱いつつも、いままでのラース監督作品にはあまり見られなかった娯楽性も織り込まれている。過激かつシュールなキャラクターポスターが示す通り、ラース・フォン・トリアー監督ならではのセンセーショナルな映画体験を期待できそうだ。【トライワークス】

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