亀梨和也、ケガに負けない妻夫木聡を「キャプテン!」と称える|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
亀梨和也、ケガに負けない妻夫木聡を「キャプテン!」と称える

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亀梨和也、ケガに負けない妻夫木聡を「キャプテン!」と称える

『船を編む』(13)の石井裕也監督最新作『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)のジャパンプレミアが10月15日にTOKYO DOME CITY HALLで開催。妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、宮崎あおい、石井監督の7名が登壇。野球チームを演じたメンバーのなかで唯一、野球経験が乏しかった妻夫木は「すみません。やりたかったんです、この作品」とお茶目な笑顔を見せた。

妻夫木は「自主的にもいっぱい練習しました」と言うと、亀梨も「本当にすごく練習をたくさんされていました。

ケガとかもされてましたが、それでも試合に挑む姿はキャプテンだなと思いました」と妻夫木を称えた。

横浜高校時代に、現在ニューヨーク・メッツの松坂大輔投手とバッテリーを組んでいた上地は、キャッチャー役について「亀梨くん、本当に良い球を投げるから、手が痛かった。僕の受けた中で最高のピッチャーじゃないかと」と絶賛。亀梨は「やめてください!」と恐縮すると、妻夫木たちも「松坂でしょ」と突っ込みを入れ、会場は大爆笑となった。

一番野球が上手かったのは、全員一致で池松壮亮だった。池松は「小中高とやっていて、センターで打順1番でした」とのこと。亀梨たちは「若い」「動きも良い」と感心。宮崎は、妻夫木たちを見ながら「撮影では見ていてキラキラしていて、うらやましかったです」と撮影を振り返った。監督もキャストたちを称え「最高ですから、僕は見守っていただけです」と、満足そうな表情で語った。

『バンクーバーの朝日』は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気と誇り、希望を与えた野球チーム“バンクーバー朝日”の奮闘を描く感動作。日系移民の選手たちを、妻夫木たちが熱演。第33回バンクーバー国際映画祭(VIFF)観客賞を受賞した。【取材・文/山崎伸子】

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