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松田龍平、超暴力アクションへのオファーに「無残に殺される」と危惧

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松田龍平、超暴力アクションへのオファーに「無残に殺される」と危惧

第27回東京国際映画祭特別招待作品『ザ・レイド GOKUDO』(11月22日公開)の舞台挨拶が10月24日にTOHOシネマズ日本橋で開催され、ギャレス・エバンス監督、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝、イコ・ウワイス、製作総指揮のランガ・マヤ・バラク=エヴァンス、プロデューサーのアラム・ターツァキアンが登壇。エバンス監督は「第3弾の舞台は日本で」と切望。早くも続編への熱意を明かした。

本作は、警察とギャングとの壮絶な抗争を描いたインドネシア発のクライム・アクション『ザ・レイド』(11)をベースに、日本人豪華キャストが参加。「前作のファンだった。今回、呼んでもらえて嬉しい」と声を揃えたのが、松田と北村だ。松田は「前作をしのぐアクション。人間ドラマもより濃密に描かれている」とエバンス監督の手腕に感心しきり。

北村は、『KILLERS キラーズ』(13)に続いてのインドネシア映画への参加となったが「いろいろな国の映画に挑戦していきたい」とニヤリ。遠藤は「初めてヤクザ役をやらせてもらった」と会場を笑わせながら、「初めての海外作品。インドネシアには、こんなに才能が眠っているのかとびっくりした。世界にはこんな才能があると改めて感じて、いい刺激になった」と話していた。

エバンス監督は「ヤクザ映画を見て育った。キャスティングを見てもわかるように、日本映画の影響をとても受けている」というほどの日本映画ファン。本作に続く第3弾の企画も進めているそうで、「日本人のキャスティングも考えている。ここに登壇している皆さんのOKがとれれば、進められるんじゃないかな」と松田、遠藤、北村をチラリ。松田は「『ザ・レイド』はみんなひどい死に方をしますから、多分、僕らも無残に殺されるんでしょうね」と話し、監督と会場の笑いを誘っていた。

前作に引き続き、主人公として壮絶アクションを繰り広げるがのイコだ。エバンス監督は「これまでイコを酷使してしまってきたから、他にいじめる対象を見つけないとそろそろヤバイ」とコメント。当のイコは、「映画を見た後、僕たちの真似しないようにね」とお茶目な一言で会場を盛り上げていた。【取材・文/成田おり枝】

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