『寄生獣』がついにお披露目!深津絵里、顔面崩壊の寄生獣役に「もっと割れろ!」と大興奮|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『寄生獣』がついにお披露目!深津絵里、顔面崩壊の寄生獣役に「もっと割れろ!」と大興奮

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『寄生獣』がついにお披露目!深津絵里、顔面崩壊の寄生獣役に「もっと割れろ!」と大興奮

第27回東京国際映画祭クロージング作品『寄生獣』(11月29日公開)の完成報告会見が10月30日に六本木アカデミーヒルズ49で開催され、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が登壇。BUMP OF CHICKENが本作のために新曲「パレード」を書き下ろしたことが発表された。

世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名コミックを実写映画化した本作。正体不明の寄生生物・パラサイトに人類が支配されていくなか、右手にパラサイトを宿してしまった少年・新一の数奇な運命を描く物語だ。

山崎監督の『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでも主題歌を担当したBUMP OF CHICKENだが、山崎監督からの熱烈オファーにより、今回のタッグが実現したという。山崎監督は「『ALWAYS三丁目の夕日』のときは、BUMPの意外な一面を大事にしてもらった」とコメント。「今回は生々しい映画にしたかったので、彼らの本流である、生々しい、ヒリヒリしたものを出してもらいたかった」と思いを明かし、「映画を別の方向から照射してくれて、映画が膨らんだ。嬉しい気持ちでいっぱい」と大満足の表情を見せていた。

「3.11以降の日本だからこそ、語るべき物語だと思った」と原作への愛を語った山崎監督。難役の主人公を演じることになった染谷に関しては「実力もわかっていた。染谷しかいないと思っていた」と絶大な信頼感を吐露。オファーを受けて驚いたという染谷だが、「山崎監督が『寄生獣』を撮る。こんなに面白い、魅力的なプロジェクトがあるなら、是非やりたいと思った」と熱意を持って挑んだ。

深津が“寄生獣”役を演じていることでも話題だが、山崎監督は「顔が割れる役なので、オファーをして怒られたらどうしようかと思っていた。受けてもらえてよかった」と安堵の表情。深津は「自分の顔がどのようになるのか、スクリーンで見たときは興奮した」と笑い、顔が割れる役どころには「抵抗がなかった」とキッパリ。「もっと割れろ、もっと、もっと!と思った。人間って欲が出てきますね。本当に(仕上がりは)気持ち悪いですよ」と話して、会場の笑いを誘っていた。【取材・文/成田おり枝】

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