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「情熱大陸」でも話題を呼んだ池松壮亮が、親近感&毒っけある演技で魅せる!

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「情熱大陸」でも話題を呼んだ池松壮亮が、親近感&毒っけある演技で魅せる!

14年公開の出演映画だけでも8本と、今オファーが集中している俳優・池松壮亮。11月9日に放送された「情熱大陸」では、彼の素顔や撮影風景などに密着。Twitterでは「池松壮亮をもっと好きになった」「良い俳優になりたいと熱く語る姿が素敵」などと、大きな反響も呼んでいる。売れっ子俳優にもかかわらず堂々と繁華街を歩く意外性や、芝居にひたむきに臨む彼の真面目な姿勢は、多くの人を魅了したようだ。

そんな池松と言えば、どんな役柄でもナチュラルにこなすリアリティ溢れる演技が魅力。決して派手ではないが、“こんな人いるよね”と思えるような親近感があり、心にスッと入ってくるような俳優だ。そんな池松が11月、12月と続けて2本の話題作に出演。その役柄を含めて、紹介していこう。

平凡な主婦が横領に手を染めていく姿を描いた『紙の月』(11月15日公開)で池松が演じるのは、今時の大学生・光太。偶然出会った梨花(宮沢りえ)に心惹かれ、梨花の人生に影響を及ぼしていく、物語のキーパーソン的な存在だ。無邪気な笑顔とさわやかな色気で、梨花に迫っていく姿には、ドキッとさせられる。どこにでもいる青年風だが、女を惑わす危険な香りもムンムン。絶妙なバランスで保たれた池松の演技は秀逸だ。

また、戦前のカナダ、バンクーバーに実在した日本人野球チームを描いた『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)で、池松は、野球チームのメンバーであるフランク野島を演じている。チームの最年少で、ポジションはサード。ホテルのポーターとして働きながらも、日々野球の練習に励む、真面目な好青年という印象だ。年が一番若いとあって、チームメイトからかわいがられるフランク野島。思わず面倒を見たくなる、そんな弟キャラも完璧にこなしている。

ちなみに、『紙の月』で監督を務めた吉田大八監督は、「年齢に関係なく信頼できる俳優」と池松を大絶賛。この評価の通り、近日公開の新作でも発揮されている彼のずば抜けたセンスを、ぜひスクリーンで確認してほしい。【トライワークス】

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