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驚愕のSF巨編『インターステラー』が首位獲得!

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驚愕のSF巨編『インターステラー』が首位獲得!

今秋の話題作が立て続けに公開された11月22日・23日の週末。興収ランキングは混戦状態で、トップ10のうち5作品が入れ替わるという形に。その中でトップに輝いたのは、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』だ。全国512スクリーンで大規模に公開されると、土日2日間で動員13万7490人、興収1億9338万9300円をマーク。見事、初登場1位を記録した。

ノーラン監督といえば、『ダークナイト』(08)や『インセプション』(10)など、日本でも人気の高い作品を発表しているヒットメーカー。最新作の『インターステラー』は、マシュー・マコノヒーやアン・ハサウェイをはじめとした豪華キャストの共演、“『ゼロ・グラビティ』(13)以降”を感じさせる緊迫感の途切れない宇宙描写、随所に散りばめたオリジナルのSF的アイデア、愛する家族を守ろうとする父親のヒューマンドラマ…など見どころは満載だ。しかし近年、日本では一般的にSF作品の集客が難しいとされており、『インターステラ―』の場合はそれに加えて3時間弱という長尺なので劇場の回転も悪い。…とこうした難しい条件が揃うなかで初登場1位となった今回の結果は、“ノーランブランド”が日本でも確実に浸透したことを物語っている。

続く2位には、嵐の相葉雅紀が映画単独初主演を果たした『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』がランクイン。全国302スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万3390人、興収1億8329万1500円をあげた。相葉のほか、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真ら若手注目株が共演していることもあって、若い層を中心に人気が集中。スクリーンアベレージでは『インターステラー』を上回る好調なスタートとなった。そのほか5位の『西遊記 はじまりのはじまり』、6位の『劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢』、9位の『想いのこし』が初登場でランクインしている。

先週公開の『神さまの言うとおり』と『紙の月』はそれぞれ2位、3位にランクインし好調をキープ。また、来週末には『フューリー』や『寄生獣』が公開されるなど、話題作が続々と待機している。年末に向けて、興収ランキングが混戦化していくことは間違いなさそうだ。【トライワークス】

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