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英紙読者が選んだ2014年のベスト映画は?

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英紙読者が選んだ2014年のベスト映画は?

英紙ガーディアンの読者投票で2014年のベスト映画に選ばれたのは、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』(14)だった。

同作はベルリン国際映画祭で監督賞を受賞し、ニューヨーク映画批評家協会賞やロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞を受賞するなど高い評価を受けた作品で、12年の歳月をかけて子役がリアルに成長する姿を撮った映画として英国でも大きな話題を集めた。

主演はパトリシア・アークエット、イーサン・ホーク、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイターの4人だ。「とても大胆なアイディアを、素晴らしいやり方で現実にした映画」「こんな映画はほかに見たことがない。ユニークというだけでなく、繊細で素晴らしい」「真にオリジナルで感動的」などの読者コメントが寄せられている。

2位はジョナサン・グレイザー監督、スカーレット・ヨハンソン主演の『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)。「素晴らしいシーンの連続。10年に一度の作品」「映像が素晴らしく、深く心をかき乱される。異様で、とても恐ろしく、非常にエロティック」と読者たちは評している。

3位にはウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)が入った。「シネマトグラフィ、配役、演出、サウンドトラック、雰囲気など、すべてがほぼ完璧に近い出来」「奇妙で愉快で素晴らしいストーリー」といった称賛の声が上がっている。

4位にはジェイク・ギレンホール主演のスリラー『Nightcrawler(原題)』が入り、5位にはクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(14)が選ばれた。【UK在住/ブレイディみかこ】

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