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寄生獣に暗殺教室、進撃の巨人…2015年に実写映画化されるコミック、どれに期待?

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寄生獣に暗殺教室、進撃の巨人…2015年に実写映画化されるコミック、どれに期待?

ハリウッドでは原作不足と言われ続けているが、毎年ベストセラーとなった小説や漫画が続々と映画化されているのが日本映画界。2014年も「ホットロード」「寄生獣」といった80年代に連載されていた名作漫画が実写化され、陽の目を浴びた。では2015年、注目を浴びる漫画原作のタイトルと言えば…?

その筆頭は、2011年10月の実写映画化の発表から3年半の時を経て遂に公開となる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN PART1(仮)』(8月公開)と言えるだろう。人間を捕食する巨人の恐ろしさといった実写ならでは迫力が見ものだが、映画オリジナルキャラも多数登場するなど期待は膨らむばかり。

人知を超える“モンスター”との対決を最新デジタル技術で実写化するという意味では、2部作の後編として公開される『寄生獣 完結編』(4月25日公開)共々、首を長くして公開を待ち望むSFファンも多いのでは?

『ホットロード』のような少女漫画路線で期待するタイトルならば、咲坂伊緒原作の『ストロボ・エッジ』(3月14日公開)や、水城せとな原作の『脳内ポイズンベリー』(5月9日公開)など多数ラインナップされているが、実写化への期待値の高さで言えば、吉田秋生原作の『海街 Diary』が挙げられる。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという何とも豪華な4姉妹キャストはもちろんだが、原作同様に映画版でも重要なポイントとなるのが、季節感あふれる鎌倉の風景。それを絶妙にカメラに封じ込める是枝裕和監督とのマッチングに、期待する原作ファンは多いはずだ。

一方、少年漫画の王道・週刊少年ジャンプから誕生したコミックも、2015年は『映画 暗殺教室』(3月21日公開)『バクマン。』(10月公開)と話題作が揃う。2014年、興行面でも大成功を収めた『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』のように、原作人気に勝るとも劣らない、名実ともにその年を代表する1本となりうるのか?

また、これらコミック原作のタイトル以外にも、木村拓哉主演の人気ドラマの8年ぶり2度目の映画化となる『HERO』(7月18日公開)や、シェアハウスに暮らす男女6人の日々をつづった「テラスハウス」の映画版『テラスハウス クロージング・ドア』(2月14日公開)といったテレビ番組を基にしたものや、動画再生回数300万回以上を記録した鉄拳によるパラパラ漫画を基にした『振り子』(2月28日公開)、1985年に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームをモチーフに映画化される『忍者じゃじゃ丸くん』(9月公開)といった作品も。改めて日本のコンテンツの多彩さを実感すると共に、2015年もバラエティに富んだラインナップが期待できそうだ。なお、2015年公開として発表されているコミック・小説が原作の主な映画タイトルは以下の通り。【トライワークス】

★コミック原作の映画タイトル

『劇場版 神戸在住』(1月17日公開)

『深夜食堂』(1月31日公開)

『繕い裁つ人』(1月31日公開)

『マエストロ!』(1月31日公開)

『スキマスキ』(2月7日公開)

『娚(おとこ)の一生』(2月14日公開)

『リトル・フォレスト 冬編・春編』(2月14日公開)

『振り子』(2月18日公開)

『ストロボ・エッジ』(3月14日公開)

映画 暗殺教室』(3月21日公開)

『新宿スワン』(春公開)

『ジヌよさらば かむろば村へ』(4月4日公開)

『寄生獣 完結編』(4月25日公開)

『脳内ポイズンベリー』(5月9日公開)

『予告犯』(6月6日公開)

『海街diary』(6月13日公開)

『劇場版S 最後の警官』(8月29日公開)

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN PART1(仮)』(8月公開)

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN PART2(仮)』(9月公開)

『バクマン。』(10月公開)

『ピース オブ ケイク』(秋公開)

『合葬』(秋公開)

『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』(12月公開)

★小説・エッセイ原作の映画タイトル

『映画ST赤と白の捜査ファイル』(1月10日公開)

『アゲイン 28年目の甲子園』(1月17日公開)

『チョコリエッタ』(1月17日公開)

『摂氏100℃の微熱』(1月24日公開)

『ジョーカー・ゲーム』(1月31日公開)

『悼む人』(2月14日公開)

『でーれーガールズ』(2月21日公開)

『くちびるに歌を』(2月28日公開)

『サムライフ』(2月28日公開)

『幕が上がる』(2月28日公開)

『ソロモンの偽証 前篇・事件』(3月7日公開)

『風に立つライオン』(3月14日公開)

『忘れないと誓ったぼくがいた』(3月28日公開)

『ソロモンの偽証 後篇・裁判』(4月11日公開)

『つながる(仮)』(春公開)

『王妃の館』(GW公開)

『白河夜船』(GW公開)

『ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(5月1日公開)

『駆込み女と駆出し男』(5月16日公開)

『イニシエーション・ラブ』(5月23日公開)

『夫婦フーフー物語』(5月30日公開)

『天の茶助』(6月27日公開)

『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月公開)

『愛を積むひと』(初夏公開)

『きみはいい子』(初夏公開)

『ライアの祈り』(初夏公開)

『この国の空』(夏公開)

『日本のいちばん長い日』(8月8日公開)

『いしゃ先生』(秋公開)

『岸辺の旅』(秋公開)

『グラスホッパー』(秋公開)

『天空の蜂』(秋公開)

『はなちゃんのみそ汁』(秋公開)

『レインツリーの国』(秋公開)

『図書館戦争 THE LAST MISSION』(10月公開)

『起終点駅 ターミナル』(11月公開)

『at Home』(2015年公開)

『木屋町DARUMA』(2015年公開)

『劇場版MOZU』(2015年)

『ズタボロ』(2015年公開)

『W ふたつの顔を持つ女たち』(2015年公開)

『罪の余白』(2015年公開)

『流れ星が消えないうちに』(2015年公開)

『ベトナムの風に吹かれて』(2015年公開)

『マンガ肉と僕』(2015年公開)

関連作品

  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

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  • HERO

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    木村拓哉扮する型破りな検事の活躍を描く人気ドラマの映画化第2弾
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  • 映画 暗殺教室

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    977
    地球破壊を目論む超生物の教師と暗殺を託された学生の姿を描く人気コミックを映画化
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  • ソロモンの偽証 前篇・事件

    3.5
    786
    宮部みゆきの原作を『八日目の蝉』の成島出監督が2部作で映画化したミステリーの前編
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  • 振り子

    3.0
    94
    動画再生回数300万回以上を記録した鉄拳のパラパラ漫画を映画化
    Amazon Prime Video

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