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アマル・クルーニー、夫のスピーチ中におしゃべり!

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アマル・クルーニー、夫のスピーチ中におしゃべり!

1月11日(現地時間)にロサンゼルスで行われた第72回ゴールデングローブ賞授賞式(以下GG賞)で、セシル・B・デミル賞(功労賞)を受賞したジョージ・クルーニーが受賞スピーチをしている最中に、妻のアマル・クルーニーがスピーチを聞かずにおしゃべりしている姿がテレビにばっちりと映し出され、「弁護士としては一意流でも、ハリウッドではニ流」と厳しく評価された。

昨年9月にジョージと結婚したアマルにとって、GG賞は初めての正式なレッドカーペットデビューでもあり、映画の祭典としてはアカデミー賞に次いで最大規模となる同賞で初デビューを飾った。

ジョージと交際して以来、すでにファッションアイコンとして注目されているアマルは、その一挙一動が注目の的になっているが、今回も黒いオートクチュールのディオールのロングドレスで品よくきめており、「現代のオードリー・ヘプバーン」などと好評を得ていた。

しかし、人気テレビシリーズ「ER緊急救命室」でジョージとキスシーンも演じたジュリアナ・マルグリーズと『オーシャンズ』シリーズのドン・チードルが、功労賞を受賞したジョージを紹介し、ジョージの出演作のクリップが流れているシーンで、アマルは隣に座っていたビル・マーレイとおしゃべりしている姿を映されてしまった。自分がテレビに映っていることがわかると、わずかにほほ笑んだアマルだが、おしゃべりはジョージが感動的なスピーチしている間にも続いた。

「ハリウッドに慣れていないとはいえ、ご主人のスピーチを聞かないとは驚いた」「ご主人をリスペクトしていないのでは」というツイッターも数多く寄せられているうえに、デイリー・メール紙などは、「ハリウッドは裁判所と同じだ。一時も気を許してはならない。アマルは今日、ハリウッドの厳しい掟を学ぶことになった」といった厳しい評価を下している。

俳優が集まるこのような授賞式では、自分が褒められれば胸に手を当てて目を潤ませ、伴侶が褒められた場合も満面の笑みを返すのが当たり前だ。昨年は、すでにクリス・マーティンとの離婚が決まっていたグウィネス・パルトローが、仲睦まじく夫に同伴し、ノミネートされていたクリスの紹介時には、愛おしそうな笑顔でクリスを見つめていた姿が記憶に新しい。【NY在住/JUNKO】

■第72回ゴールデングローブ賞受賞リスト

【作品賞(ドラマ)】
『6才のボクが、大人になるまで。』

【作品賞(コメディ/ミュージカル)】
『グランド・ブダペスト・ホテル』

【男優賞(ドラマ)】
エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)

【男優賞(コメディ/ミュージカル)】
マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)

【女優賞(ドラマ)】
ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)

【女優賞(コメディ/ミュージカル)】
エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)

【助演男優賞】
J・K・シモンズ(『セッション』)

【助演女優賞】
パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)

【監督賞】
リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)

【脚本賞】 
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)

【音楽賞】
ヨハン・ヨハンソン(『博士と彼女のセオリー』)

【歌曲賞】
「Glory」(『Selma(原題)』)

【外国語映画賞】
『Leviathan(原題)』(ロシア)

【アニメーション作品賞】
『How to Train Your Dragon 2(原題)』
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