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リアルなキャラに小沢仁志も「怖すぎるだろ」と絶賛

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リアルなキャラに小沢仁志も「怖すぎるだろ」と絶賛

2005年の第1作発売以来シリーズ累計650万本を超える人気を誇るゲーム「龍が如く」。2007年には映画化もされた同シリーズの最新作「龍が如く0 誓いの場所」(3月12日発売)の完成披露記者会見が都内で開催され、3DCGキャラクターとして劇中に登場する竹内力、小沢仁志らが登壇した。

新宿歌舞伎町をモデルにした架空の巨大歓楽街、東京・神室町で繰り広げられる人間模様が描かれる本シリーズでは、第1作「龍が如く」で渡哲也、三原じゅん子が声優として参加して以来、数々の実力派俳優の出演が話題になり、本作では竹内力、小沢仁志、中野英雄、鶴見辰吾、井浦新が声優として参加している。

主人公・桐生一馬が所属する極道組織・堂島組の若頭補佐で泰平一家の組長・阿波野を演じた竹内力は「この話をいただいた時に本当に俺でいいのかなと思ったよ」と多少恐縮しつつも、声の出演だけに物足りなさも感じたそう。

出演者たちは声だけでなく、彼らの顔を元に作成した3DCGのキャラクターとして登場する。堂島組の若頭補佐で久瀬拳王会会長・久瀬役の小沢仁志は「完成したのを初めて見たけど怖すぎるだろ。ひどいね。顔面凶器って言われてるけど、こいつのほうが顔面凶器だね」とあまりものリアルさにゲームはプレイしたくないと会場から笑いを誘っていた。

また、堂島組の若頭補佐で渋澤組組長・渋澤役の中野英雄は「普段だったら、周りに乗せられてテンションを上げたりするんだけど、空気感が違うし難しかった」と初めての声優体験を戸惑いつつも楽しんだそう。そんなキャラクターの強い3人に適度にツッコミを入れつつも戦々恐々としていた司会役のお笑い芸人・ほたるゲンジ。彼らに唯一安心すると言わせたのは五代目近江連合直参佐川組組長の佐川を演じた鶴見辰吾だ。「ミステリアスなキャラクターで演じていて楽しかった」とゲームでの静かな狂気を秘めたキャラクター同様に穏やかな表情で他の出演者のやりとりを聞いていたのが印象的だった。

そんな鶴見に「映画やドラマでは味わえない体験ができるし、プレイしてみたいですね」と言わしめた本作はシリーズ第1作より以前の1988年が舞台となる。ゲームの中では今年4月にTOHOシネマズ新宿がオープンする場所にあった新宿コマ劇場や数々の映画館が残る当時の歌舞伎町が再現されていたり、1980年代にヒットした曲をBGMとしてプレイできたりとさまざまな楽しみ方ができる。普段はゲームをプレイしないような人にも注目してほしい1本だ。【取材・文/トライワークス】

■「龍が如く0 誓いの場所」
発売日:3月12日(木)
価格:8190円+税
※ダウンロード版同額
対応機種:PlayStation(R)4/PlayStation(R)3
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