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吉田沙保里、金メダリスト射殺事件の映画に驚愕!

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吉田沙保里、金メダリスト射殺事件の映画に驚愕!

第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされた『フォックスキャッチャー』(2月14日公開)。96年に全米を震撼させた、ロス五輪レスリング金メダリストの射殺事件を描いた映画ということで、3大会連続で五輪金メダルを獲得しているレスリングの吉田沙保里選手が、1月21日に囲み取材に応じた。吉田選手は映画について「選手の心の動きがリアルで、すごく衝撃的な映画でした」と感想を述べた。

吉田選手はレスリング選手ならではの着眼点で、映画のディテールに感心した様子。「耳も巻いていたので、どういうふうにしているのかなと。また、タックルも普通は右から入るけど、左利きになっていたので、すごいなあと」。それを聞いた栄和人強化委員長(コーチ)は「すげえ。そこまで見てなかったよ」と驚いた。

事件について吉田選手は「知らなかったです」とのこと。「でも、話を聞いて『ええ!?』と思いました。発砲のシーンでドキッとして、怖くなりました。すごく面白い映画なので、是非見てみてください」とアピール。

『フォックスキャッチャー』は、ロス五輪金メダリストのマーク、デイヴ・シュルツ兄弟が巻き込まれた、大富豪による射殺事件の真相に迫った問題作。アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたということで、吉田選手は「受賞してしてくれることを願っています」とエールを贈った。【取材・文/山崎伸子】

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