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100分中20分がSEXシーンの映画がもうすぐ公開

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100分中20分がSEXシーンの映画がもうすぐ公開

現在、全米で公開中の話題作といえば、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開)だが、これから最もホットな映画になりそうなのが、バレンタインデーに先駆けて2月13日の日米同時公開を控えたベストセラー官能小説の映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』だ。

その証拠に、すでにYoutubeでの予告編の視聴回数は4500万回を突破。ジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソン主演の本作は、100分の上映時間中、20分がセックスシーンで、それは2014年に公開された100作を合わせたセックスシーンより長く、ここ10年間で最もエロティックな映画といわれている。

それゆえか、サム・テイラー=ジョンソン監督は、「それぞれのセックスシーンには、意味がなくてはならない。無意味に長く見せるのではなく、どこでどうスパイスアップするかが大切だ。これはポルノ映画ではないし、あまり露骨なグラフィックシーンにはしていないので、観客によってはがっかりするかもしれない」と米テレビ番組「トゥナイト」のインタビューで前ふりしている。

ソーシャルメディアやインターネットの普及で、昨今では「映画でセックスシーンを見る必要がない」とされ、観客のニーズに合わせて、映画のセックスシーンが激減しているといわれる。そのなかにあって、この期待度は何を意味するのか。興行成績とともに、今後の映画界を見据えるためにも、観客の反応にも注目が集まっているようだ。【NY在住/JUNKO】

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