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『Zアイランド』挿入歌は窪塚洋介らの「Z DUB」

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『Zアイランド』挿入歌は窪塚洋介らの「Z DUB」

哀川翔の芸能生活30周年記念作であり、品川ヒロシ監督の最新作『Zアイランド』(5月16日公開)。本作は、閉ざされた島“Zアイランド”でヤクザとゾンビが大乱闘を繰り広げるアクション・エンタテインメント作品だ。

今回、本作に出演する一方、“卍LINE”の名でレゲエアーティストとしても活躍している窪塚洋介らにより作成・書き下ろされた楽曲「Z DUB」が挿入歌に決定した。本楽曲は、同じく本作に出演した般若、そして般若のレーベルメイトで大阪のカリスマラッパーSHINGO★西成らとのコラボレーション。さらに、本楽曲のPVを品川ヒロシが監督した。

映像内では、窪塚洋介、般若に加え、宮川大輔、品川監督自らも出演し、衝撃のゾンビ姿を披露している。窪塚は楽曲「Z DUB」について、「般若くんとは同じライブイベントに出演することがたまにあるんですけど、一緒に曲をやるっていうことはなかったんです。今回をきっかけに、そういうシチュエーションの時には、一緒に曲をできるようになるなと、それはすごい楽しみです」

「今回の挿入歌も、お互いに、自分の歌詞は自分で書いて、それから一緒にして完成させたって感じです。サビにはSHINGO★西成君にも入ってもらいました。この映画に合わせて書いているリリックなので、『ゾンビになるなよ!』『人間らしく生きていこうぜ!』みたいなメッセージが入っているんです」と明かした。

PV製作は品川監督の声がけで決まったのだという。「オファーを受けたときは嬉しかったですね。映画会社、そして映画が絡んで、しかも自分が出演していて、卍LINEと窪塚洋介の両方を突っ込めるっていうのが面白いなと感じています」と語った。

今回PVで初めてゾンビメイクをした窪塚だが、「念願のゾンビ!撮影中もなりたいと思っていたので嬉しいですね。本領発揮かな!という感じです(笑)。今まで見てきたゾンビ映画の印象と自分自身のキャラクターをミックスさせて演じてみました」と語り、初ゾンビを楽しんだ様子。

また、般若は「僕と洋介くんが2人で掛け合いしながら歌っているような曲にしたかったんです。お互い付き合いも長いので、格好良く仕上がったなと感じています」と語り、自信を見せた。

PV撮影については、「現場でも楽しく仲良くやっていたので、同窓会的にまた集まってやりたいよねって話していたんです。PV内でゾンビの宮川さんに首を噛みちぎられているんですけど、何をされているかがわからないので怖かったですね。日常生活において、噛まれることってないじゃないですか。そんなMじゃないんで(笑)。いやいや、すげー楽しかったです!」とコメントした。

そんな宮川は、「ほんと窪塚くんと般若くんのお2人格好良いなと思いましたね。なかなかアーティストの方のライブを間近で目撃する機会もないのに加え、そこへゾンビの僕が加わって、首に噛みついて…とか本当に大丈夫なのかと思いました」

「映画の撮影時に仲良くなりたくて般若くんにカンチョーしたことがあったんですけど…2人の歌っている姿を改めて見て、ほんまエラい人にカンチョーしたなって感じました。どつかれてもおかしくなかったなって、ちょっと反省しています」と振り返った。

PVの撮影については、「ゾンビになるっていうのは、全く自分と違うものなのでやっぱり楽しいですね。ただ品川監督から、首を噛みちぎるシーンを『一発しかないよ』とプレッシャーかけられるし、『伸びが足らない』とか言われて…。正直結構落ち込みました(笑)」と宮川はコメントした。

「Z DUB」を聞いた品川監督は、「めちゃめちゃかっこいいですよね。今回のPV製作は僕からの発案でなんですが、挿入歌をせっかく作ってくれたんだし、窪塚くんと般若くんとSHINGO★西成くんが3人で歌うって、そのシーンではすごいことじゃないですか。それはもちろん、残したほうがいいし。単純に撮りたかったというのもあります。ゾンビになって歌うって、面白いじゃないですか!」と語った。

公開が待たれる本作。まずはゾンビ姿でラップする窪塚や般若が登場する「Z DUB」のPVをチェックしてみてほしい。【Movie Walker】


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