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 新垣結衣、生徒たちとのサプライズ卒業式に感動

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新垣結衣、生徒たちとのサプライズ卒業式に感動

新垣結衣主演作『くちびるに歌を』の初日舞台挨拶が、2月28日に新宿ピカデリーで開催。新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、オーディションで選ばれた合唱部キャストの恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭兵、三浦翔哉と三木孝浩監督が登壇。新垣は生徒たちの合唱の歌声について「回を重ねる度に良くなっていくし、毎回違うけど、何度聴いても飽きない。本当に素敵な思い出をくださってありがとうございます」と賛辞を送った。

産休をとる教師役を演じた木村は、妊婦を演じるのに苦労したそうで「撮影初日が出産シーンで、飛行機も飛ぶかどうかで大変でした」と激白。桐谷は、新垣と木村が演じた教師のどちらがタイプかと聞かれ「おおらかで優しい女性、ぶっきらぼうで、時にはやさしい女性。どっちもどっちですよ」とコメント。新垣は「(役柄の)柏木的には眼中にないでしょうね」とバッサリ言った後「あ、でも、すごく良い人ですよ。桐谷さんは。良いお兄さんでした」と笑顔でフォローした。

1月16日から2月24日の横浜まで、全国17都市を合唱キャンペーンで回った12人の合唱部員役の生徒たち。彼らへのサプライズ卒業式として、“新垣先生”から一人ひとりへはなむけのコメント入り卒業証書を授与することに。新垣は「私たちは1人じゃない。それはあなたたちに教わった、とても簡単でとても大切なことです」と証書を読み上げ、代表の恒松祐里に手渡した。恒松は感涙しながら「これからもこの中学校を卒業したことを自信にして頑張っていきたいと思います」と宣言した。

最後に新垣が「いろいろと悩むことはあったけど、撮影前に三木監督から『一歩前に出る勇気を与えられるような作品にしたい』というお手紙をいただいていて。私も今後、辛いことがあったら、この映画を見て、生徒たちに勇気をもらって進んでいきたいと思います」と、力強く締めくくった。

『くちびるに歌を』は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の作者アンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに中田永一が書きおろしたベストセラー小説の映画化作品。臨時教師になったピアニスト(新垣結衣)が、離島の中学生たちと共に、合唱コンクールを目指す。新垣が初の教師役でピアノの特訓に励み、新境地を開拓した。【取材・文/山崎伸子】

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