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パパになる向井理「精進していきたい」と決意を語る

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パパになる向井理「精進していきたい」と決意を語る

向井理主演の人気ドラマと共に製作された劇場用映画『S −最後の警官− 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』(8月29日公開)の製作報告会が、4月23日に品川プリンスホテルで開催。向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、大森南朋、平野俊一監督、韓哲プロデューサーが登壇した。

先日、妻の女優・国仲涼子が第1子妊娠を発表した向井は「新しい命を授かることができました。これからもいままで以上に作品に対して情熱を傾けていきたいので、人として俳優として、精進していきたい所存です」と力強く語った。

『S −最後の警官−』は、「海猿」の原案を手掛けた小森陽一が原作、作画を藤堂裕が手がけた人気コミックの映像化作品で、警察庁特殊急襲捜査班NPSの活躍を描く。

向井は「連ドラは、正直、いままでやったなかで、一番大変だったけど、映画はそれを凌ぐくらい大変でした。でも、ここまでドンパチやる作品は珍しいし、そのなかで血の通ったところを見せる作品にしたいです」と熱い思いを口にした。

綾野も「大変な現場でしたが、人は必ず生き、新しい生命を宿すの繰り返しのなかで、人々がどう生きていくのかをきちんと描いた作品になっています。だから、理の報告はぐっと来るものがありましたし、僕も大変うれしく思っています」と、作品の内容に結びつけて、向井の報告に対する喜びを語った。

新垣は「映画は(演じた)イルマとしての課題がたくさんありましたし、最後まで試行錯誤しながら、身も心も削ってやった作品だと思います」と告白。

吹石は本作の脚本について「これを、生身の人間がやるってどういうことだろうと。想像を絶するようなことが、しれっと台本に、何ページにわたって書いてありました」と感心した様子。

大森は「僕は、向井くんや綾野くんほど若くないのに、アクションをやらされました」と言って笑いをとった。

また、作品の内容に合わせ、ずっと大切にしていきたいものについての質問が。向井は「これ、言わされてる感じがありますね」と苦笑い。新垣が「言っといた方がいいんじゃないですか?」と笑顔で突っ込むと「家族です」と照れながら語った。【写真・文/山崎伸子】

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