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フラットシューズ禁止のカンヌに非難の嵐!

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フラットシューズ禁止のカンヌに非難の嵐!

第68回カンヌ国際映画祭で、主催者側がハイヒールを履かずに現れた女性たちをレッドカーペットから追い返しているとしてネットで非難の声が殺到している。

英BBCニュースのサイトによれば、追い返された女性たちはケイト・ブランシェット主演『Carol』のプレミアに出席するつもりだったそうで、中には脚の不自由な高齢の女性もいたという。

「私の知人が素敵なフラットシューズを履いていました。ビーチで履くような靴ではまったくありません。でも、追い返されてしまいました。彼女たちは50代でした。ふさわしい靴を履いて戻って来るように言われていました」と目撃者は証言している。

また、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『Amy』をひっさげて映画祭に参加したアシフ・カパディア監督も、「僕の妻も同じ目にあった(最終的には入れたけど)」とツイートしている。

カンヌ映画祭の運営側は、Screen Dailyの取材に対し、映画祭のルールで女性のハイヒール着用が定められていると認めたが、その後ツイッターで批判が殺到すると、映画祭のディレクターは「(フラットシューズ禁止は)すべて噂であり、事実無根だ」とコメントしている。

サウス・バイ・サウスウエスト・フェスティバルの映画部門責任者ジャネット・ピアソンは「だから私はカンヌには行かないのよ」とツイートし、ザ・タイムズ紙の記者ジャック・マルヴァーンは「『女性の年』が台無し」とつぶやいている。

また、カンヌで出演作『Sicario』の記者会見に登場したエミリー・ブラントも「(フラットシューズ禁止のニュースは)とても残念です。正直言って、みんなぺたんこの靴を履くべきです。ハイヒールなんて履く必要はない。これは私の意見ですが」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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