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クドカン最新映画で長瀬智也と神木隆之介の共演が決定

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クドカン最新映画で長瀬智也と神木隆之介の共演が決定

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」など話題作の脚本を手がけてきたクドカンこと宮藤官九郎が、完全オリジナル作品『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で待望の監督・脚本を務めることがわかった。主演は映画出演7年ぶりとなるTOKIOの長瀬智也。また、新作への出演が相次ぐ若手実力派、神木隆之介の出演も発表された。

本作の舞台は“地獄”。荒唐無稽なシチュエーションだが、そこで描かれるのは、不慮の事故でこの世を去った少年・大助(神木隆之介)が、クラスメイトに告白したい一心で、地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターである、キラーK(長瀬智也)と一緒に地獄からの生還を目指して大奮闘するという青春ストーリー。

「死ぬのが怖くなくなる映画」を作りたいと思ったという宮藤は、「意気込みは特にございません。4作目ですからはしゃがず、気取らず、意気込まず、長瀬くん、神木くん、みなさんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意をはらうのみです。すいません。忙しいのでこのへんで」とコメント。

今回、特殊メイクによってロックな“赤鬼”に変身するという長瀬は、「“ロック”には怖いイメージがあるけれど、本当は笑えるところもある。地獄や鬼という設定はトリッキーでも、実はそこに深いメッセージが隠されています。赤鬼・キラーKの扮装は、パッと見るだけでは、僕だとわからないんじゃないかな。衣装も音楽もとてもカッコいいので、期待してください」と語り、自信を見せた。

テレビドラマ「ムコ殿」(01)以来の共演となる神木について長瀬は「隆之介くんは素晴らしい役者になったと再会して思いました。自分にはない彼のさわやかで真っ直ぐなところと交わり合って、化学反応がおきれば良いなと思っています。15年ぶりに、もう1回ぶつかり合えることを楽しみにしています」と語った。

また、本作のために猛特訓したギターと歌声も披露する神木は、「脚本を読みながら、ずっと笑っていました。大助を演じるにあたっては、一生懸命まじめに、ダサくなりたいと思います。ギターは中学・高校の時、時々弾いていたのですが、今回本格的に練習しました。プレッシャーを感じますが、頑張ります」と意気込みを語った。

さらに、「長瀬さんとの共演は小学校3年生の以来です。当時の優しいお兄ちゃんという印象から変わらないですが、自分も大人になりどんなふうに関係性を作っていけるのかとても楽しみです。くだらないことに一生懸命でそれが笑えるけれど、最後には笑顔のまま涙が出てくるような温かい映画にしたいと思います」とコメントした。

本作は、5月中旬に都内でクランクインしており、夏にクランクアップ、2016年2月公開を予定している。クドカン節の効いた笑える地獄映画の完成が今から楽しみだ。【Movie Walker】

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