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熱狂的なファンを生む「ラブライブ」はなぜ人気?

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熱狂的なファンを生む「ラブライブ」はなぜ人気?

“ラブライバー”なる熱狂的なファンを生み出すなど、社会現象化しつつある人気アニメ「ラブライブ」。初の劇場版『ラブライブ! The School Idol Movie』がいよいよ6月13日(土)から公開となるが、これまでのアイドルモチーフのアニメとは一体どこが違うのか?

統廃合の危機に陥った母校のため、9人女子生徒たちがアイドルになり、入学者を増やそうと奮闘する姿を描く本作。同じくアイドルをモチーフにした「THE IDOLM@STER」はアーケードゲーム、「アイカツ」もゲームとアニメがスタート地点だったのに対し、「ラブライブ」は雑誌とCDが先行した読者参加型の企画だったというのが大きな違いだ。

雑誌「電撃G's magazine」で、選抜ユニット名や、そのメンバー構成、PVにおけるセンターポジションやイベントのキャンペーンガールを“総選挙”で決定。あのAKB48の総選挙のようにそれぞれが推しメンに投票し、決めるというユーザーの声がリアルに反映されるスタイルが受け入れられたのだろう。

もちろん、それぞれのキャラクターを演じる声優の人気も大きい。劇中のアイドルユニット“μ's”として、ライブではそれぞれがPVでのキャラクター同様のパフォーマンスを披露するなど、2次元にとどまらない精力的な活動も人気に拍車をかけた。

そんな雑誌やCDでの人気を受けて、2013年1月からテレビアニメがスタート。2014年に放送された2度目のアニメ化を経て、今回の劇場版はテレビシリーズのその後の物語が描かれる。本物のアイドルも魅了するほどの質の高い楽曲やパフォーマンスなど、さまざまな魅力にあふれた「ラブライブ」。この機会に触れてみてはいかがだろうか?【トライワークス】

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