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平愛梨、『呪怨』で「ホラーはファイナル」と宣言

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平愛梨、『呪怨』で「ホラーはファイナル」と宣言

人気ホラーシリーズの最新作にして最終章となる『呪怨 -ザ・ファイナル-』の初日舞台挨拶が6月20日に新宿バルト9で開催され、平愛梨、桐山漣、おのののか、柳ゆり菜、最所美咲、小林颯、落合正幸監督、主題歌「Circle of Life」を担当したDoubleが登壇。極度の怖がりだという平が、「これでホラーはファイナル」と切なる思いを込めて宣言した。

歴史あるホラーシリーズを締めくくる作品でヒロインに抜擢された平だが、「嘘だと思うかもしれませんが、私が主演をさせていただいた平愛梨です」とキュートに挨拶。“最恐”キャラの伽椰子や俊雄が暴れまくる恐怖の現場については、「吐き気がしてしまって。演技どころではなかったです」と苦笑いで述懐していた。

シリーズのファイナルと言われている本作。司会から「もし、また『呪怨』がつくられることになったら、どの役をやりたいか?」との質問が飛ぶと、平は「出ません」とキッパリ。「『呪怨』のファイナルですが、私の中ではホラーファイナル。精神的にダメだった。差し入れは持って行きますが、私は出ません!」と力強く宣言していた。

一方、本作に関わったと同時に、「ホテルで伽椰子さんみたいな人を見てしまった」と心霊体験をしてしまったというおのは、「実体験をもとにホラー映画にまた出たい」と告白。また柳が「ダンスをやっていて、体の動きに自信があるので、伽椰子をやりたい」と意気込むと、伽椰子役の最所は「じゃあ、わたしはゆり菜ちゃんのポジションで女子高生をやる。よりホラー感が増すのでは」と話して、会場の笑いを誘っていた。

それぞれのアイディアを楽しそうに聞いていた落合監督は「この“劇団呪怨”でまたホラー映画を撮りたい。愛梨ちゃんも逃しません」と平にラブコール。平もこれには苦笑いだった。

最後には、平が「呪怨って生き霊。私はこの作品に出会って、より亡くなった人たちやご先祖さまに手を合わせる意識が出た」とコメント。「こうやって全国でたくさんの方に見ていただくことで、(生き霊を)成仏させてもらえたら。こういう話はあってはならないこと。本当にこの『ファイナル』で終わってほしい」と必死に訴えると、会場も大爆笑だった。【取材・文/成田おり枝】

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