平祐奈、姉・平愛梨ネタとダジャレで観客の心を鷲づかみ
大人気フリーホラーゲーム「青鬼」の映画化第2弾『青鬼 ver.2.0』の初日舞台挨拶が、7月4日にシネマート新宿で開催。中川大志、平祐奈、松島庄汰、久松郁実、勧修寺玲旺、タモト清嵐、前川英章監督、青鬼(着ぐるみ)が登壇した。
中川は本作で初主演を務めた。「主演ということで、プレッシャーはもちろんあったんですが、台本をいただいた時、この世界観に入れるというワクワク感があって、すごく楽しみでした。VFXのある撮影で、すごく楽しい現場ですごく良い経験になりました」と手応えをにじませた。
中川は怖がりだそうで「ロケで使わせていただいたところが実際の廃墟で、すごく怖くて。松島くんにいっしょにトイレに連れていってもらいました」と苦笑い。松島は「何よりこわいのは、屋敷に泊まって撮影していたことです。これほどの嫌がらせはないでしょ」と恨み節。
平愛梨を姉にもつ平祐奈は、ホラーが苦手だそう。「映画を母とお姉ちゃんに挟んでもらって観たんですが、始まった瞬間に寝てしまって。お姉ちゃんとは、2人でずっと台本を読み合ったり、人間はどうやって叫ぶんだろうと言ったりしていました」。
ゲストによる「ダジャレでPR大会」では、平が「映画を観て、ぶるぶるっと震えてください」「今日は全員で浴衣を着れてゆかった」と絶好調でダジャレを飛ばすと、青鬼の進撃を受け、会場は大爆笑となった。
「青鬼」は、ニコニコ動画で火が付き、関連動画の視聴回数が6,000万超を誇る人気ゲームで、洋館に閉じ込められ、“青鬼”と呼ばれる怪物に襲われた少年たちの恐怖を描く。本作では、ゲーム中で“ファッティー”と呼ばれる青鬼の亜種が登場し、更なる恐怖を体感させる。【取材・文/山崎伸子】
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