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映画『グラスホッパー』の主題歌がYUKIに決定!

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映画『グラスホッパー』の主題歌がYUKIに決定!

伊坂幸太郎による同名ベストセラー小説を、生田斗真、浅野忠信、山田涼介らの共演で実写化した映画『グラスホッパー』(11月7日公開)。本作の主題歌に、YUKIの書き下ろし楽曲「tonight」が決定したことが明らかになった。

YUKIの書き下ろし楽曲「tonight」(11月4日リリース予定)が『グラスホッパー』の主題歌に!
YUKIの書き下ろし楽曲「tonight」(11月4日リリース予定)が『グラスホッパー』の主題歌に!

『グラスホッパー』は、ハロウィンの夜に渋谷スクランブル交差点で起きた事件をきっかけに、婚約者を殺された元教師・鈴木、自殺専門の殺し屋・鯨、驚異的身体能力を持つ若き殺し屋・蝉という、心に闇を抱えた孤独な3人の男たちの運命が次第に繋がっていく“巻き込まれ型”のエンタテインメント。凶悪な人々がうごめく黒社会と、そこに飛び込んだ草食男がたどる数奇な運命を描いた物語を、本作のために書き下ろされたYUKIの楽曲がドラマチックに盛り上げる。

楽曲を依頼されたYUKIは、「伊坂幸太郎さんの作品は読んでいましたので、とても嬉しかったです。原作を読んで、男たちのハードボイルド物語と理解していましたので、本当に私でいいのかと思いましたが、そこを変化球で来たのには何か理由がありそうだぞ!面白そうだぞ!と思い、喜んでお引き受けいたしました。とても光栄です」とコメント。

「tonight」の楽曲・歌詞に「生きていてもいなくても、哀しくて辛そうな人たちばかりがスクリーンにいたので、もう辛い時は過ぎたよ、終わったんだよ、雨はもう上がったんだよ、と肩を抱いてあげるような気持ちを込めて作りました」と想いを込めたことを明かしている。

原作者の伊坂幸太郎は、YUKIの主題歌決定を受けて「引き受けていただけるとはまったく思っていなかったので、本当に驚きました。YUKIさんの音楽を聴いていると、優しい気持ちに包まれて、むしろ僕はそれに怖さすら感じてしまうのですが、この映画は物騒で怖いことばかりが起きるので、最後にこの歌が流れることで、本当に救われた気持ちになりました。最後のYUKIさんの曲まで含めて、この映画という作品なんだと感じましたのでそこまで聴いてもらえれば」と語っている。

「絶対女性ボーカルが欲しいと思っていた」ことなどからYUKIにオファーしたという水上プロデューサーは「とても優しいんだけれど、どこか寂しげな感じ。一人になった時、聞き込んでしまうところが非常に素敵で、本作にぴったりだと思いました」とコメント。いったいどのような化学反応を起こしているのか、仕上がりが楽しみだ。【Movie Walker】

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