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『MOZU』の西島秀俊と池松壮亮が語る壮絶すぎる現場

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『MOZU』の西島秀俊と池松壮亮が語る壮絶すぎる現場

西島秀俊主演の人気テレビドラマを映画化した『劇場版MOZU』(11月7日公開)で、これまでのドラマを一挙に観る、15話耐久ノンストップMOZUラリー舞台挨拶が、9月6日に秋葉原UDXシアターで開催。主演の西島秀俊と、共演の池松壮亮が登壇し、オールナイト上映を観てくれた観客に「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた後、『劇場版MOZU』の撮影裏話を語った。

西島は、最強の敵ダルマ役のビートたけしのキャスティングについて「ダルマ役は北野武さんしかいないでしょと、よもやま話をしていたんですが、勇気あるプロデューサーが話をしてくださったみたいです。『MOZU』は特に悪役が輝くドラマなので、そこを期待してほしい」と語った。

会場で公開された予告編では、大爆発し、炎を前にしたダルマの熱演も見られた。西島は「北野さんは、特殊メイクをして息もそんなにできないなか、ずっと撮影されていました。『(炎が)本物じゃないとダメだんだ』とおっしゃっていて。すごく楽しそうに夜中の1時まで撮影されていて、感動しました」と、ビートたけしを絶賛する。

新谷和彦役をドラマから続投した池松は、松坂桃李とアクションを繰り広げる。池松は松坂について「気迫がすごかったです」とうなる。「また、テレビの時からそうでしたが、スタッフもギラギラしていて。さらにフィリピンに行ったら、やばい、止められないなという感じでした」。松坂とは撮影が終わった後「深い『おつかれさま』がありました」ということで、手応えを感じた様子だった。

西島もフィリピンのロケについて「本当に日々、戦場のような現場でした。毎日『ああ、生きて帰ってこれた』と、部屋でつっぷすような現場で、本当に死ぬかと思いました」と激白。完成した映画に大いに期待がかかる。

原作は、逢坂剛の人気警察小説。『劇場版MOZU』は、シリーズ完結編にして初の劇場版となる。公安警察官の倉木尚武(西島秀俊)と、シリーズ最大の謎の敵“ダルマ”(ビートたけし)との最後の戦いが描かれる。【取材・文/山崎伸子】

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