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セクシー美女多数来場!“R18”の映画祭って何だ!?

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セクシー美女多数来場!“R18”の映画祭って何だ!?

毎年4月、池袋の新文芸坐にて開催されるピンク映画の“アカデミー賞”ともいえる祭典、ピンク大賞。21回目となる今年は、テアトル新宿に会場を移し、6月20日に開催が決定した。

ところで、このピンク映画(=成人映画)とAVとの違いってご存じ? ピンク映画は、映倫の審査を通って劇場公開されるもので、AVとの最大の違いは35mmフィルムにこだわる“映画”であることだ。

前貼りやアフレコによるあえぎ声によって再現される“擬似セックス”は、ピンク映画第1号『肉体の市場』(62)から40年以上にわたり継承されてきた、いわば伝統芸ともいえる独特の技術。その長い歴史の中からは、『おくりびと』(08)のアカデミー賞監督、滝田洋二郎を筆頭に、井筒和幸や黒沢清といった人気監督をも多数輩出してきたジャンルなのだ。

そのピンク映画界の年に一度の祭典なれば、毎年長蛇の列をなすほどの人気ぶりというのも頷けるというもの。事実、普段は成人映画館に行きにくい若い女性も多く見受けられ、立ち見まで出る盛況ぶりなのだ。当日は一般投票により選出された、2008年を代表する名作ピンク映画『超いんらん やればやるほどいい気持ち』(08)ほか4本を上映するほか、セクシー美女が多数来場する表彰式も行われる。食わず嫌いをせず、試してみてはいかが?【ワークス・エム・ブロス】

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