本郷奏多、美女に囲まれ誕生日の花束もらうも「花粉症です」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
本郷奏多、美女に囲まれ誕生日の花束もらうも「花粉症です」

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本郷奏多、美女に囲まれ誕生日の花束もらうも「花粉症です」

映画『シネマの天使』の初日舞台挨拶が11月7日にヒューマントラストシネマ渋谷で開催され、藤原令子、本郷奏多、石田えり、及川奈央、時川英之監督が登壇。今月誕生日を迎える本郷が美女から花束をプレゼントされるも「花粉症なんです」とにっこり。素直な発言で会場を沸かせた。

本作は、広島県福山市にあった映画館・シネフク大黒座の閉館に向けた町の人々やスタッフらの心模様を、実話を織り交ぜ綴っていくドラマ。映画初主演を果たした藤原は「こんなにたくさんの方に見ていただけるということがすごくうれしい」、本郷も「きっと大黒座が喜んでいてくれるんじゃないかな」と初日を迎えて感無量の面持ちだ。

劇場が徐々に取り壊されていく最中に撮影を敢行したそうで、本郷は「壁が剥がれ落ちていったりとみるみるうちに映画館の姿が変わていって。これ、アスベストとか使ってないかな、大丈夫かなと思いながら撮影をして。いま元気なので、使っていなかったのかな」と正直な気持ちを語り、会場も大爆笑。「素敵な温かい作品に仕上がった」と大満足の表情を浮かべていた。

またステージでは、11月15日に誕生日を迎える本郷と、11月9日に誕生日を迎える石田をお祝いする一幕も。本作の出演者・岡崎二朗、佳村さちか、國武綾、那波隆史が駆けつけ、大黒座が122年続いたことにちなんで、合計122本のバラの花束が本郷と石田にプレゼントされた。

55歳になるという石田は「これからまた未来に向かっていくような青春の気持ち」と微笑み、一方の本郷は「おお!すごい!超美女に花をいっぱいもらっている!」と藤原や及川ら美女に囲まれて喜びの一言。しかしながら感想を聞かれると、「僕、花粉症なんですけど」と告白。会場の笑いを誘いつつ、「みなさんに祝ってもらって本当にうれしいです。頭の一文は気にしないでもらって大丈夫ですから、ありがとうございます」とうれしそうに感謝の気持ちを述べた。

最後には本郷が「映画というものが人にこんなにいろいろな思いを与える可能性があったものなんだと、自分のお仕事にさらに誇りを持てるきっかけとなる作品でした。これからも頑張っていこうと思いました」と本作から受けた刺激を語り、「映画ってすごい素敵なものだと改めて思えた」と熱くコメント。会場から大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

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