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藤岡弘、が仮面ライダー1号・本郷猛役で45年ぶり主演!

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藤岡弘、が仮面ライダー1号・本郷猛役で45年ぶり主演!

1971年4月3日に第1作目の放送が開始され、今なお高い人気を誇る特撮テレビドラマ「仮面ライダー」シリーズ。その45周年記念作品として満を持して送り出される映画『仮面ライダー1号』(3月26日公開)に、仮面ライダー1号/本郷猛役で藤岡弘、が出演し、映画『仮面ライダー対じごく大使』(72)以来44年ぶりに、仮面ライダー1号として主演を務めることが明らかになった。

長年にわたり世界で戦いを続け、今回ある目的のため日本へ戻ってきた本郷猛を藤岡弘、が演じる!
長年にわたり世界で戦いを続け、今回ある目的のため日本へ戻ってきた本郷猛を藤岡弘、が演じる![c]「仮面ライダー1号」製作委員会 [c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

今回の主演について藤岡は、「最初の『仮面ライダー』から45年経っているわけですが、改めて主演するというのは感慨深いものがありますね。まさか45年を経て主演ができるなんて思わなかったな。お話を聞いたときは血が騒ぎましたね」とコメント。御年69歳にも関わらず、日々の鍛錬の積み重ねにより、当時よりもむしろパワーアップを遂げており、45年の時を超えたアクションも披露するとのこと。

本郷猛を再び演じるにあたっては、「当時どういう気持ちで取り組んだのか原点を振り返りました。そのときの想いをもう1回投入しようと思ったんですね。当時見ていた人を失望させたくないですからね。自分としては、一生懸命頑張らせていただきました。映画では生のアクションも見ものだと思いますよ。いろんなものが進化してパワーアップしているからね」と意気込みを語っている。

また、藤岡は企画段階から本作に参加。「世界各地で難民の支援活動などをしてきて“命の大切さ”や“尊さ”をどこかで伝えたいと思っていたところ、今回のお話をいただいて、これはよいチャンスだと思いました。はじめはシナリオにその要素がなかったんですが、命の尊さを子供たちに伝えたくて何度も練りました。最後のほうは徹夜で寝ずにね。それだけこの作品に真剣なんですよ。これからの日本を、そして世界を背負っていく子供たちに伝えたいですね」と、熱い想いを込めて、製作陣とともに脚本を作り上げた。

白倉伸一郎プロデューサーは今回の企画について「本来『仮面ライダー』という番組は本郷猛を主演として最後までまっとうするのが本来あるべき姿であったのですが、当時怪我(藤岡が9、10話撮影中にバイクで転倒し、以後仮面ライダー2号に受け継がれた)という事情がありそれが果たせなかった。テレビでは成しえなかった本郷猛の単独主演を全うして欲しかったという思いがあり、今まで一度もなかった『仮面ライダー1号』を映画で観たいと思ったんです」と経緯を明かしている。

【写真を見る】こちらが新しい仮面ライダー1号。長年に渡り世界各地で激戦をくぐり抜けたため、過去の面影を残しつつも変貌を遂げている
【写真を見る】こちらが新しい仮面ライダー1号。長年に渡り世界各地で激戦をくぐり抜けたため、過去の面影を残しつつも変貌を遂げている[c]「仮面ライダー1号」製作委員会 [c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

さらに、デザイン画のみ解禁されていた仮面ライダー1号の実写新ビジュアルが解禁。外見は、45年間、世界各地で悪の秘密結社ショッカーを相手に戦い続けてきたことで進化し、今までよりさらに力強いフォルムに変貌を遂げている。ビジュアルの刷新に伴い愛車のサイクロンも“ネオサイクロン”へと進化を遂げ、全てがバージョンアップして登場するとのことだ。

本郷猛の愛機・サイクロン号の系譜にあたるネオサイクロン号。立花藤兵衛の協力を得て作られた新サイクロン号を超えるスペックを有している
本郷猛の愛機・サイクロン号の系譜にあたるネオサイクロン号。立花藤兵衛の協力を得て作られた新サイクロン号を超えるスペックを有している[c]「仮面ライダー1号」製作委員会 [c]石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

往年のファンのみならず、現在のファンである子供たちに向けて、どのような熱いメッセージが込められた作品に仕上がっているのか?期待して待ちたい!【Movie Walker】

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