皇太子殿下ご夫妻と愛子さまが岡田准一主演『エヴェレスト神々の山嶺』をご高覧

映画『エヴェレスト神々の山嶺』(3月12日公開)のネパール大地震復興支援チャリティ試写会が3月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、皇太子殿下ご夫妻と愛子さまがご臨席。主演の岡田准一、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏らと共に本作を鑑賞された。

『エヴェレスト神々の山嶺』ネパール大地震復興支援チャリティー試写会にご臨席された皇太子殿下ご夫妻と愛子さま[c]2016『エヴェレスト神々の山嶺』製作委員会

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皇太子殿下ご夫妻と愛子さまがチャリティ試写会で映画を鑑賞されたのは、2009年の米映画『HACHI 約束の犬』以来約7年ぶり、2回目。上映後の取材で岡田は、「愛に包まれた時間を過ごさせていただけたと思うし、自分も頑張らなければ、もっと上手くなりたいと芝居についても上を目指したいと思えるような気持ちになった」と、殿下との鑑賞についてしみじみとコメント。隣に着席された愛子さまとは上映前に談笑したそうだが、内容については「秘密です、それは秘密です」と笑みを浮かべた。

皇太子殿下から「軍師官兵衛、観ています」と伝えられたという岡田は、「やれてよかったと光栄に思いました」と笑顔。皇太子殿下は登山をご趣味とされているだけに「ご自身がどの場所に行かれたのかお話しいただけたり、山の話もしていただけて、山についての経験だったり、5,200メートルで撮影したことについても驚いていただけました」と振り返った。

【写真を見る】皇太子殿下に「高所恐怖症ですね？」との言葉をかけられたという平山秀幸監督[c]2016『エヴェレスト神々の山嶺』製作委員会

皇太子殿下の隣で鑑賞していた平山監督は「高所恐怖症ですね？と言われて、なんでそんな情報が伝わっているのかビックリしました」と驚きつつも「岡田さんと阿部さんのパワフルなお芝居に感心されていましたし、氷壁へ登る時にどうしたのか聞かれました」と殿下が本作に強い関心を寄せられていた事を明かした。

本作は、日本映画史上で初めてエヴェレストの標高5200m級で実際に撮影を行った人間ドラマ。1か月以上にわたりネパールでロケを行ったが、撮影直後の2015年4月25日にネパール大地震が発生。今はもう見ることができなくなってしまったネパールの風景が収められていることでも必見の一本となっている。【Movie Walker】