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RADWIMPS野田洋次郎が“火事場の底力”を見せる

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RADWIMPS野田洋次郎が“火事場の底力”を見せる

3月12日(土)、TOHOシネマズ 新宿にて、映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』(3月11日~24日の限定ロードショー)のスペシャル・トークショーが開催され、RADWIMPSメンバーの野田洋次郎と、朝倉加葉子監督が登壇した。

映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』のスペシャル・トークショーが開催
映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』のスペシャル・トークショーが開催

テレビなどメディアへの露出はほとんどないが、精力的なライブ活動を通して、ファンから絶大な支持を受けるロックバンド、RADWIMPS。本作は、デビュー10周年を迎えた2015年10月からの3カ月に迫ったドキュメンタリーだ。海外ツアー目前でのドラマーの無期限休養、そして海外ツアー、国内での胎盤(対バン)ツアーなど、激動の日々を映し出す。

トークショーで野田は「壮絶な日々だったので、ドキュメンタリーを見返してあーってなりました」と本作の感想を述べ、「本当にみんな頑張ってくれたなって。あの日々はどこか夢見心地でしたね。そのときの集中力で、火事場の底力が出たと思います。いろんな奇跡が起きた」と撮影時を振り返った。

また、初のヨーロッパツアーについては「割り切るしかないということも多かったので、デビュー時を思い出しましたね。思った時間にことが進まなかったり。文化の違いもあって、ロンドンとパリで仕事の仕方が違ったりするところは面白いなぁと思いました。あと、よく通訳もしました(笑)。使えるものは使って、と思って」とニッコリ。

一方の朝倉監督は「今日、久々にステージに出て行く野田さんが見られて嬉しい。この作品には、そういう日々がたくさん詰まっています」とアピール。野田も「映画に収められた時間は、僕らにとって貴重でかけがえのないものでした」と付け加えていた。【取材・文/平井あゆみ】

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