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見るだけでオシャレ偏差値UP!?シャネル創業者の映画

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見るだけでオシャレ偏差値UP!?シャネル創業者の映画

2010 年に創業100周年を迎えるファッションブランド“シャネル”。その創業者、ココ・シャネルの人生を描いた映画『ココ・アヴァン・シャネル』(9月18日公開)は、シャネルが完全協力することで超本格派のファッション映画となっており、“見るだけでファッション偏差値が上がる”作品だ。

劇中にはココ・シャネルが生み出したさまざまなファッションアイテムが登場し、シャネル大好きなシャネラーはもちろん、オシャレに興味のある人ならば、満足すること間違いなしの仕上がりとなっている。だが、本作の見どころはそれだけではない。『アメリ』(01)のオドレイ・トトゥが若き日のココ・シャネルに扮し、ファッション・デザインに人生をかけた彼女の生き様を、実に格好よく演じている。

いくつか例を挙げるなら、やはり「シャネル・スーツ」製作時のエピソードは外せないところだろう。当時の女性の服装は、コルセットで腰を締め上げ、羽根飾りやフリルがいっぱいついたドレスが主流だった。しかしココは、それが女性の自由を阻んでいると考えて、男物の生地やデザインを取り入れた「シャネル・スーツ」を発表。パンツを穿き、そのポケットに手をつっ込んで颯爽と歩く彼女の姿は、多くの女性に支持され、当時のファッション界に爆発的なインパクトを与えたという。その後も、水夫服からヒントを得たスポーティーな「マリン・スーツ」や、マリリン・モンローに愛された香水「シャネルNo.5」など、大ヒット商品を次々に発表し、ファッション業界の頂点に一気に上り詰めていく彼女の姿は、惚れ惚れするほど格好いい。

ココ・シャネルの、製品に込めた思いを真摯なタッチで描いた本作は、オシャレが大好きな人はもちろん、オシャレにあまり関心のない人やブランドを敬遠している人にも、ぜひ観てほしい1本だ。『ココ・アヴァン・シャネル』は9月18日より公開。【トライワークス】

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