高畑充希、忌野清志郎の名曲を生歌唱「ドキドキした」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
高畑充希、忌野清志郎の名曲を生歌唱「ドキドキした」

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高畑充希、忌野清志郎の名曲を生歌唱「ドキドキした」

満島真之介がナビゲーターを務めるラジオ番組、J-WAVE「AVALON」の公開収録イベントが1月29日、都内某所で行われ、ゲストに高畑充希が登場。高畑は自身が主人公の声を演じるアニメーション映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』(3月18日公開)の主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を生披露した。

同作で声優として共演している高畑と満島。ヒロインの森川ココネを高畑が、ココネの幼馴染・モリオを満島が演じている。高畑は役名の森川ココネ名義で、「デイ・ドリーム・ビリーバー」のカバーに挑戦した。

同曲は1967年にリリースされたモンキーズの楽曲を、故・忌野清志郎に似たボーカリスト(という設定)のZERRY率いる、ザ・タイマーズがカバーしたことで知られている。

幅広い世代に親しまれている名曲だけに、高畑の口からは「めっちゃプレッシャーだった」と本音がポロリ。以前から自身が出演している作品の主題歌を歌うことに苦手意識があったという高畑は、監督からオファーを受けた際は迷いもあったそうだが、「ココネの心情と歌詞がリンクして、それだったらイケるかもと思いました」と振り返った。

続けて「歌詞をしっかり読んでみると、母親に向けるラブレターのようにも思えて。今回はココネの目線で、お母さんに向けて歌いました」と、歌に込めた想いを語った。

高畑はイベントに集まった観客を前にして、歌う前は「一緒に歌ってくれてもいいんですよ」と余裕の表情を見せていたが、いざ歌い終えると「最後、間違えちゃった」と照れ笑い。「近いからドキドキした」とはにかんだ。

最前列の席で高畑の生歌を聴いていた満島は「うわぁ、すごい」と感嘆の声を漏らし、「この小さな体から、どうしたらこんなに大きなパワーが?なんですか、この世界観は」とその歌唱力に圧倒されていた。

なお、同作のアフレコで高畑と満島は岡山弁に挑戦。満島は「岡山弁は関西弁でもないし、さまざまな地域の要素が入っているような感じがして、難しかった」と苦労を明かした。方言を話す役が多いという高畑も「パニックでした」と苦戦した模様だが、満島は「歌を歌い、小さいころからミュージカルも頑張ってきているから、耳の力というか、飲みこみがすごいんです。体に浸透するスピードが速い」と高畑をベタ褒め。

高畑は「岡山の方が観てくださって、ちょっと甘めでも『オッケー』って言ってもらえるといいなぁ」と笑顔で話していた。今回の収録の模様は2月22日(水)に放送される。

映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』は、『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』などを手がけた神山健治監督が、自ら原作・脚本を担い、監督する初のオリジナルアニメーション。どこでも眠れることを特技とする平凡な女子高生・森川ココネが、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出る。【取材・文/水梨かおる】

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