高い技術をもち、現場での判断力も抜群のコンラッド(マット・ズークリー)。研修医の立場ながら、納得できないことは上司ベルに直接意見する。指導医としてデヴォン(マニシュ・ダヤル)に現場の厳しさを教え込むが、彼自身もミスで幼い子供を死なせた、忘れられない過去がある。そんな“型破りな天才”が元カノのニック(エミリー・ヴァンキャンプ)にだけ見せる素顔も魅力的だ。

エリート医師として前途洋々と思いきや、コンラッドに会うなり「大学で学んできた医学知識は捨てろ。ここでは俺に従え」と言われ、反発するデヴォン。しかし、彼はすぐに現場でマニュアルなど役に立たないことを痛感。24時間、患者と向き合うなかで、デヴォンは命を扱う責任と、医師としての在り方を模索していく。