ジェーン・バーキン
Mary jane
娘の同級生と恋におちた40歳の女性の姿を描くラブ・ロマンス。監督・脚本は「歌う女、歌わない女」のアニエス・ヴァルダ、原作は主演のジェーン・バーキン、撮影はピエール・ローラン・シュニュー、美術はフィリップ・ベルナールが担当。出演はほかにマチュー・ドミ、シャルロット・ゲンズブールなど。2024年8月23日より、「ジェーン B. とアニエス V. ~ 二人の時間、二人の映画。」と題して、デジタルレストア版・新訳日本語字幕版が劇場公開(配給:リアリーライクフィルムズ)。
雨の降る春の日、娘ルシー(シャルロット・ゲンズブール)のパーティで酔っぱらってしまった同級生の少年ジュリアン(マチュー・ドミ)を介抱したマリー・ジェーン(ジェーン・バーキン)は、25歳年下の彼に恋をしてしまう。偶然通学路でジュリアンに再会したマリー・ジェーンは、テレビゲーム“カンフー・マスター!”に夢中になっている彼に心魅かれるが、ジュリアンもマリー・ジェーンにほのかな想いを寄せていた。ジュリアンに電話で呼び出されたマリー・ジェーンは、そこがホテルだったので、二度と彼と会わないと決意するが、ジュリアンはルシーと親しくなり、ロンドンのマリー・ジェーンの実家でイースター休暇を過ごすことになる。しかしイースターの朝マリー・ジェーンとジュリアンの口づけの現場をルシーに目撃され、非難されたふたりは、ルシーの妹のルー(ルー・ドワイヨン)を連れて無人島を訪れることにする。しかしふたりの夢の時間も長くは続かなかった。旅が終るとジュリアンは家族に転校させられ、マリー・ジェーンと会うことを禁止させられる。彼への想いを断ち切ろうとマリー・ジェーンは苦しむが、ジュリアンは何事もなかったかのように思い出を友達に話すのだった。
Mary jane
Julien
Lucy
Lou
L'aime
La mere
Le pere
Le frere
監督、脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
字幕
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