三上博史
ビリィ・ザ・キッド
ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
ビリィ・ザ・キッドはモニュメントバレーの荒野を馬に逃げられ、とぼとぼと歩いていた。立ち止まり、あたりを見渡そうとした次の瞬間、彼は奇妙な酒場スローターハウス(食肉解体場)に立っていた。ビリィは店のマスターに用心棒として雇うよう、早打ちを披露するが、宮本武蔵の神業的居合抜きの前には破れてしまう。だが、マスターの一人娘テイタムに一目惚れし、何とかタダ働きのウェイターとして雇ってもらった。愛妻家で芸術家のサンダース軍曹、詩人の中島みゆき、念力を繰る104、合体人間マルクス・エンゲルス、彼らはそれぞれ、修理屋、ウェイトレス、レジ係、皿洗いとしてこの店で働いている。だが、それは仮の姿であり、実はギャングたちの襲撃から店を守るため、雇われた用心棒たちだった。ロックバンド、ゼルダのライヴコンサートを3日後に控え、ビリィは店の客になりすましたギャングを見つけだそうとやっ気になっていた。来る客すべてあやしいが、美人OLのシャーロットだけには気を許してしまう。ゼルダのライヴが始まった。店内に生暖い風が吹き、ギャングたち、ハリィ・キャラハン、シャーロット、ブルース・スプリングスティーン、レオニド・ブレジネフが襲撃してきた。壮絶な銃撃戦の後、死体だらけの店内に残ったのはマスターとみゆきとビリィの3人だけだった。翌朝、ビリィは2人と再会を約束して、店の壁画から快晴のモニュメントバレーへと去って行った。
ビリィ・ザ・キッド
シャーロット・ランプリング
中島みゆき
マスター
宮本武蔵
マルクス・エンゲルス
サンダース軍曹
104
ハリイ・キャラハン
ブルース・スプリングスティーン
レオニド・ブレジネフ
ティタム
ゼルダ
ゼルダ
ゼルダ
ゼルダ
巡査
老婦人
牧師
イエス・キリスト
サンダースの愛妻
あやしい男
ポパイ
娘さん
177
佐々木小次郎
近所の針小棒大おばさん
近所の針小棒大おばさん
近所の針小棒大おばさん
パンク少年隊
パンク少年隊
パンク少年隊
パンク少年隊
パンク少年隊
某国立大教授
女子大生
女子大生
女子大生
老婦人の夫
ニュースキャスター
機動隊員
ライアン
ナチス将校
ハリマオ
帝国海軍水兵
地方大学受験生
勧誘員
MP
製氷機運搬人
サラリーマン
あやしい男のいい娘ちやん
幼い女の子
大学教授の恋人
女子高校生達
TVスタッフ他
ラジオアナウンサー
高橋源一郎
大統領の声
監督、脚本
脚本、原案
製作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
録音
助監督
企画
企画
企画
プロデューサー
主題歌
スチール
スチール
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