監督、プロデューサー
高知県・幡多地域において、戦後生まれの高校生たちが、過去の戦争における日本と朝鮮の語られなかった歴史を調査していく姿を追ったドキュメンタリー。92年3月から20ヶ月の歳月のなかで、「幡多高枚生ゼミナール」の生徒たちが成長する姿、土を耕す父母、戦争体験を語る祖父母、そして彼らと家族の営みを描く。カメラは四万十川の豊かで美しい四季の自然や厳しい風土を余すところなくとらえる。監督は「ビキニの海は忘れない」の森康行と、「潤の街」の撮影監督・金徳哲の共同。94年度キネマ旬報文化映画ベストテン第1位。16ミリ。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。