1969年にリリースされたセルジュ・ゲンズブールの代表曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をモチーフにした作品。ゲンズブール本人がメガホンをとり、町を転々とする2人の若者と、スナックで出会った少女の恋愛を描く。出演はジェーン・バーキン、ジョー・ダレッサンドロ、ユーグ・ケステルら。当時、大胆な内容ゆえに修正が加えられ上映されたが、ゲンズブール没後30年となる今年、4K完全無修正版で甦る。
ストーリー
ゴミ回収を生業とするポーランド人のクラスキーとイタリア人のパドヴァンは、仕事仲間以上の強い絆で結ばれていた。ある日、2人は立ち寄ったカフェバーで、ショートカットの女の子、ジョニーと出会う。彼女は、飲んだくれでパワハラ気質の主人に反発しながらも、ほかに行き場もなく働いていた。その夜、クラスキーとジョニーは意気投合し、惹かれ合うふたりは身体を重ねる。だが、クラスキーは実はゲイだった。