腕白大将
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腕白大将

1931年公開
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「トム・ソーヤーの冒険(1930)」の続篇として制作されたもので、同じくマーク・トウェインの原作小説に基いて同映画及び「砲煙」等と同じくグローヴァー・ジョーンズとウィリアム・スレイヴァンス・マクナットが共同脚色し「スキピイ」「王様ごっこ」のノーマン・タウログが監督し、「赤新聞」「戦争と貞操」のデイウィッド・エベルが撮影した。主演俳優は「トム・ソーヤーの冒険(1930)」そのままで、ジャッキー・クーガン、ジュニア・ダーキン、ミッチー・グリーン、ジャッキー・サールの四少年俳優で、助演者は「おしゃれ泥棒」のユージーン・パレット、「愛する権利(1930)」のオスカー・アッフェル、「トム・ソーヤーの冒険(1930)」のクララ・ブランディック及びジェーン・ダーウェル、その他クラレンス・ミューズ、シャーロット・ヘンリー等。

ストーリー

ろくでなしの父親に置け去りにされたハックルベリー・フィンは寡婦のダグラス夫人に引き取られて育てられたが、幼にして放浪癖を持つ彼は普通の生活が退屈に感じられるのだった。そして仲良しのトム・ソーヤーがベッキー・サッチャーに夢中になって、相手になってくれないので詰まらなくなったハックは家を跳びだしてしまった。。トムはハックの失踪に自分が責任あることを感じて黒人少年ジムと共に探しに出かけた。ハックは森の中の小屋で父親にいじめられていたのでトムらはさっそく救い出して、3人連れで冒険を求めていかだに乗って河を下った。途中で悪者のジュニアとシニアと一緒になった。悪者共は河を縄張りと心得て金になることなら何でもするという奴等だった。一行はバイクスヴィルに着いてから悪者共のすすめでハックとトムはメリー・ジェーンという乙女とその妹とに近づきになった。というのは子供達はメリー・ジェーンの家に乞食に行ってていねいにもてなされたのだった。メリー・ジェーンは近頃亡くなった父親の遺産を分けるので英国から2人の叔父達が来るはずだと話した。それを聞いたジュニアとシニアは自分達が叔父さんに化けることになった。トムはかつて読んだ海賊になったような心地でこの冒険に興奮したが、ハックはメエリイ・ジェーンに恋を感じて正義派となりトムを説破して、姉妹が悪者共の企みに陥らないようにしてやった。ハックは恋をして初めて非識字者ではいけない事を悟り、学校嫌いだったのに率先して故郷へ帰って学校へ行こうと言い出し、ベイクスヴィルの町を出発して帰途についた。

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作品データ

原題
Huckleberry Finn
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1931年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社