ジョン・リッター
Roy
異次元テレビの世界へ吸い込まれた両親を助けるため奮闘する子供たちの姿を描く冒険コメディ。監督・撮影は「カナディアン・エクスプレス」のピーター・ハイアムズ。製作は「ラスト・オブ・モヒカン」のジェームズ・G・ロビンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・ニクセイとゲイリー・バーバー。脚本はトム・S・パーカーとジム・ジェニウェイン。音楽はブルース・ブロートンが担当。主演は「ニューヨークの恋人」のジョン・リッター、「ウエディング」のパメラ・ドーバー、「レッド・オクトーバーを追え!」のジェフリー・ジョーンズ。劇中のアニメーションは「ダフィ・ダック」シリーズなどで知られるチャック・ジョーンズが担当している。
ネイブル家の2人の子供たち、ダリル(デイヴィッド・トム)とダイアン(ヘザー・マコム)は、カウチポテト族の父親ロイ(ジョン・リッター)とキャリアウーマンの母ヘレン(パメラ・ドーバー)の夫婦仲に危機感を覚え、友達の家に外泊して2人きりにしてあげようと考える。しかしダリルとダイアンが帰宅すると、家には人の気配がなく、巨大な新品テレビが置かれ、庭には大きなパラボラ・アンテナが取り付けられていた。ダリルがテレビのリモコンをいじると、羊たちの沈黙マスク、ドライビング・オーヴァー・ミス・デイジー、ドゥエインズ・アンダーワールドなど奇妙な番組が次々と放映され、なんとパパとママがその番組群に出演している。両親は悪魔のセールスマン、スパイク(ジェフリー・ジョーンズ)の手によって異次元のテレビの世界に捕らえられていたのだ。24時間以内に助け出さないと2度と2人は戻れなくなるメカに強いダリルは放送介入装置で番組の中に入り、両親を助け出そうと考えたが、そのためには隣の家の凶暴な犬のところを通り、電波を取らなければならない。テレビの中ではロイとヘレンがフランス革命時代の貴族になって、ギロチン台にかけられそうになっている。勇気を振り絞って狂犬に立ち向かうダリーだったが、多次元テレビのパラボラ・アンテナが、吸い込む獲物を求めて動き始めていた。ダリルとダイアンはテレビに入り、両親を救おうとするが、スパイクは契約者のロイだけを助け、ヘレンは取り残される。ロイは再度テレビに入り、スパイクと格闘、彼を倒し、家族は無事もとに戻るのだった。
監督、撮影
脚本
脚本
製作
製作総指揮
製作総指揮
音楽
美術
編集
アニメーション監修
字幕
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