マドンナ
Rebecca Carlson
急死した老大富豪の殺人容疑者となった彼の愛人と、その弁護士の危険な駆け引きを描くエロティック・サスペンス。監督は「ブルックリン最終出口」のウリ・エデル、製作は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」のディノ・デ・ラウレンティス、エグゼクティヴ・プロデューサーは「フットルース」のメリンダ・ジェイソン、スティーブン・ドイッチ。脚本はブラッド・マーマン、撮影は「フルメタル・ジャケット」のダグラス・ミルサム、音楽はグリーム・レヴェルが担当。主演は「プリティ・リーグ」のマドンナ、「ホワイト・サンズ」のウィレム・デフォー、「殺人課」のジョー・マンティーニャ、「パトリオット・ゲーム」のアン・アーチャー。
心臓病を患う富豪の老人マーシュは、愛人レベッカ・カールソン(マドンナ)との情事の後、死体で発見された。地方検事ギャレット(ジョー・マンティーニャ)は、現場に残されていた2人の過激な性行為が収録されたヴィデオテープを証拠物件に、レベッカを殺人罪で告訴した。マーシュの秘書、ジョアン(アン・アーチャー)も犯人はレベッカだとほのめかした。レベッカの弁護士フランク・デュラネー(ウィレム・デフォー)は、彼女の無実に疑問を抱きながらも、次第にその魔性の魅力に魅きつけられていき、遂にレベッカの住むボートハウスで、激しく愛し合ってしまう。裁判が始まり、フランクは見事にレベッカの弁護をこなしていく。しかしその一方で、2人の関係はますます過激さを増し、フランクの変化に気づいた妻は家を去る。事件の真相を追ううち、フランクはジョアンがレベッカの前の被害者の愛人であり、かつて重度のコカイン中毒だったことを突きとめる。レベッカの元愛人の老人が証言に立ち、彼女を不利な状況に追いつめるが、彼女の涙ながらの告白に打ち負かされる。裁決の日を迎え、レベッカは無罪となるが、彼女を信じきれないフランクはボートハウスを訪ね、レベッカと彼女の元愛人が仕組んだ殺人であることを偶然耳にしてしまう。フランクと2人は格闘になり、元愛人の老人は銃の暴発で死に、レベッカは窓から落ち、水中に沈むのだった。
Rebecca Carlson
Frank Dulaney
Robert Garrett
Joanne Braslow
Alan Paley
監督
脚本
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
字幕
[c]キネマ旬報社