ジム・キャリー
Ace Ventura
ジム・キャリー主演のコメディ「エース・ベンチュラ」(94)の続編。前作のペット探偵から今度は世界唯一の動物レスキューに扮した快男児エースが、「クリフハンガー」などのパロディも交えて、ロッキー山脈から秘境チベット、そしてアフリカのジャングルを股に掛け、破天荒な活躍を見せる。監督・脚本は、スタンダップ・コメディアン時代からのキャリーの盟友で、これが映画デビューとなるスティーヴ・オーデカーク。製作のジェームズ・G・ロビンソン、エグゼクティヴ・プロデューサーのゲイリー・バーバーは「悪魔のような女」(95)のコンビ。撮影は「バッドボーイズ(1983)」のドナルド・E・ソーリン、音楽は「ポリスアカデミー」シリーズのロバート・フォークがスコアを書き、主題歌はスティングの『スピリッツ・イン・ザ・マテリアル・ワールド』。美術は「シングルズ」のスティーヴン・J・ラインウィーヴァー、編集は「リッチー・リッチ」のマルコム・キャンベル、衣裳は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のエルザ・ザンパレッリ。共演は「ウェールズの山」のイアン・マクニース、「フォー・ウェディング」のサイモン・カラウ、「グッドマン・イン・アフリカ」のメイナード・エジアシ、「ショーシャンクの空に」のボブ・ガントン、「ヤング・ソウル・レベルズ」のソフィー・オコネド、TVコメディ番組『In living Colour 』におけるキャリーの同窓生でもあるコメディアン、トミー・デイヴィッドソンほか。
地上4 000mの山岳地帯で飛行機が墜落した。世界唯一の動物レスキュー、エース・ベンチュラ(ジム・キャリー)が、ただ一匹断崖絶壁に放り出されてしまったアライグマの救出に向かうが、善戦虚しくその命を救えなかった。この惨劇で一生癒えることのない深い傷を心に負ったエースは、魂の救済を求めて秘境チベットの僧院にこもる。だが、そんな彼の前にボナイ国のイギリス領事館の使節、グリーンウォール(イアン・マクニース)が現れてエースは相棒の猿のスパイクを連れて、一路アフリカに向かう。カドビー領事(サイモン・カラウ)はエースに、何者かに盗まれたアフリカの平和なワチャタイ部族の聖なる動物である、白いコウモリのシカカを捜し出してほしいと頼んだ。ワチャタイの酋長の娘(ソフィー・オコネド)と、戦闘的なワチュトー部族の王の息子(トミー・デイヴィッドソン)の結婚式が迫っており、もしそれまでに見つけなければ部族間の戦争が勃発する危機が迫っていた。エースは野性の勘と天才的な探偵技術を駆使し、賢く忠実なガイドのアウダ(メイナード・エジアシ)やグリーンウォールを連れ、象のボバをはじめとする動物たちの助けを借りながら、遅いかかる敵をかいくぐって目指すジャングルの奥地へ進む。数々のピンチをくぐり抜け、ついにエースたちはシシカを救出。部族間の紛争を起こそうとしたカドビーの陰謀が暴かれ、エースは彼をつかまえて一件落着。
Ace Ventura
Fulton Greenwall
Vincent Cadby
Ouda
Burton Quinn
The Princess
Tiny Warrior
Spike
Wachooto Wich Doctor
Wachooto Chief
The Wachati Chief
監督、脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
アニマトロニクス
特殊効果
特殊効果
字幕
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