セオドア・テディ・レックス(恐竜)
TeddyTheodore_Rex
女性捜査官と恐竜の迷コンビによるドタバタ犯罪捜査を描いたSF娯楽作。監督・脚本は、「マイ・サイエンス・プロジェクト」のジョナサン・ベテュエル。製作は「ピーウィーの大冒険」のリチャード・エイブラムソンに「ラジオ・フライヤー」のスー・バーデン=パウエル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ゾンビ・コップ」のステファノ・フェラーリ。撮影はTV『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』でエミー賞候補になったデイヴィッド・タッターソール、音楽はロバート・フォーク、美術は「スペシャリスト」のウォルター・マーティシウス、編集はリック・シャインと「ゴースト・ハンターズ」のスティーヴ・マーコヴィッチ、衣裳は「バットマン リターンズ」のメアリー・ヴォクト。見どころのSFXはアニマトロニクス製作が「ターミネーター2」のジョン・クリズウェル率いるクリズウェル・プロ、特殊効果スーパーバイザーが「ロジャー・ラビット」のクレイ・ピネー、視覚効果スーパーバイザーが「エド・ウッド」のロバート・ハブロス。出演は「天使にラブソングを2」のウーピー・ゴールドバーグ、「ミュージック・ボックス」のアーミン・ミューラー=スタール、「エド・ウッド」のジュリエット・ランドーほか。日本語吹き替え版のみが公開され、竹中直人らが参加。
未来社会。天才科学者エリザー・ケイン博士(アーミン・ミューラー=スタール)の画期的な発明であるDNA操作で甦り、人類と同程度の知能と言語能力を獲得した恐竜たち、クローンと、人間が共存している。ある晩。クローンとアダムと恐竜のオリヴァーの死体が発見された。前夜、恐竜独自のテレパシー能力で事件が起こることを知っていたテディ・レックスは、警察のリンチ長官(リチャード・ラウンドツリー)に直訴、広報課から憧れの刑事に昇格してもらう。面白くないのは彼と組まされたやり手の女刑事ケイティ・コルトレーン(ウーピー・ゴールドバーグ)。有頂天なテディとは裏腹に、恐竜嫌いの彼女は、テディの言うままに捜査についてきて仏頂面。原始地区にある“絶滅種クラブ”でオリヴァーと同棲していたという看板歌手モリーを訪ねたテディは彼女に一目惚れ。お互いにひかれあう彼らにケイティはあきれるが、殺された二人(?)がケイン博士の研究所職員だということをつかむ。研究所を訪れたテディは生みの親である博士に緊張しっぱなしだが、ケイティは博士の助手のすました美女ドクター・シェイド(ジュリエット・ランドー)が気に入らない。やがてそんな二人を襲う魔の手が……。実はケインとシェイドは、政府高官のスピナー(バッド・コート)を抱き込み、配下のクローンを使ってある大陰謀を進めていた。それは太陽をさえぎるミサイルを発射し、人類を滅亡させた後、冷凍保存した動物たちを甦らせて、ケインが理想とするパラダイスをつくりというものだった。オリヴァーとアダムはその計画を知って消されたのだ。テディとケイティはここに一致団結、研究所に突入。ケイティはレーザー銃で撃たれたが、テディは諦めず、ミサイル発射のリモコンを博士から取り上げて陰謀を阻止した。事件後。テディは表彰され、晴れて第一級刑事に昇格した。
TeddyTheodore_Rex
Katie Coltrene
Elizar Coltrane
Dr.Shade
Spinner
Commissioner Lynch
Alaric
Alex Summers
Rogan
Sebastian
Dr.Armitraj
テディ・レックス
ケイティ・コルトレーン
監督、脚本
日本語版吹替演出
製作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣装デザイン
特殊効果
映像効果スーパーバイザー
日本語版吹替翻訳
[c]キネマ旬報社