レイチェル・アモーディオ
Lisa Napolitano
突然ホームレスになった女性がたどる白昼夢のような数日間を描いた一編。監督・製作・主演はレイチェル・アモーディオ。N.Y.アンダーグラウンド・パンク界のドラマーとして活動していた彼女が、かねて興味を持っていたホームレスの人々を描くために私費を投じて製作した。撮影はマーク・ブラディとM・ヘンリー・ジョーンズ、音楽はN.Y.パンクのカリスマ、リチャード・ヘル(出演も)、編集はエステル・リジェルソンがそれぞれ担当。共演は「ダウン・バイ・ロー」のリチャード・エドソン、N.Y.パンクのカリスマ、ジョニー・サンダーズ、伝説のビート詩人グレゴリ-・コウソ、N.Y.アンダーグラウンド・シネマ界の映画作家ニック・ゼッドとジュディ・カーンほか。
N.Y.。叔母の家に住んでいたリサ(レイチェル・アモーディオ)は叔母の死でアパートを追い出されホームレスに。身内の兄ヴィト(トニー・サンダース)はニューオりズにいるのであてに出来ない。路頭に迷う彼女は元ヴェトナム従軍兵のニック(リチャード・エドソン)と知り合う。だが、ニックが酔って暴力をふるったので、同情したトム(ニック・ゼッド)がアパートに連れて行ってくれた。ホームレス検挙のニュースをみた彼女はニックを探しにいくが、事故で頭に怪我をしてしまう。彼女をはねたレスビアンのカップルが連れていってくれたパーティ。ホストのポール(リチャード・ヘル)に「自由の女神が見たい」と頼む彼女。ポールは彼女をマンハッタン島へ。そこでニックと再会したリサは力尽きた。
Lisa Napolitano
Nick
Paul
Tom
Vito Napolitano
Dougie
Woman of the Streets
Hotel DesK Clerk
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