ウェズリー・スナイプス
John
2人の鉄道公安官が様々な事情やはずみから、N.Y.地下鉄の売上金を運ぶ列車=マネートレインを強奪するに到るまでを描いたサスペンス・アクション。監督は「愛がこわれるとき」「危険な遊び」とサスペンスものを得意とするジョゼフ・ルーベン。脚本は「ダイ・ハード2」のダグ・リチャードソンと「パッセンジャー57」のデイヴィッド・ローリーのオリジナル。製作は「レインマン」「バットマン(1989)」など数々のヒット作を放ったジョン・ピータースと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「ジェロニモ」のニール・カントン。エグゼクティヴ・プロデューサーは、フレデリック・ピアース、トレイシー・バロン、アダム・フィールズ。撮影は「スニーカーズ」のジョン・リンドレイ。音楽は「スピード」「バッドボーイズ(1995)」のマーク・マンシーナ、美術はビル・グルーム、編集はジョージ・ボワーズとビル・パンコウ。主演は「シュガー・ヒル」のウェズリー・スナイプスと「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のウディ・ハレルソン。「ハード・プレイ」に続く共演作となる2人の、息の合った掛け合いも見どころ。共演は「ミ・ファミリア」の新星ジェニファー・ロペス、「冷血」のベテラン、ロバート・ブレークほか。
ジョン(ウェズリー・スナイプス)とチャーリー(ウディ・ハレルソン)はトランジット・コップ(地下鉄公安のおとり捜査官)。黒人と白人でありながら、幼い頃からひとつ家で育った“乳兄弟”である彼らは、抜群のコンビネーションで多発する凶悪犯罪に挑む毎日。だが、上司のMTA(市交通局)局長のパターソン(ロバート・ブレーク)はそんな彼らを苦々しく思っている。彼は、各駅の売上金を徴収して回る現金輸送列車=マネートレインの安全運行に絶対の自信を持っていた。すぐにホットになるチャーリーに対して、それを抑えに回るクールなジョンと、二人の性格は対照的。そのチャーリーが賭博に熱中し、1万5千ドルもの借金を作ってしまった。胴元のブラウン一味に捕まり、高層ビルから宙づりにされたチャーリーの前に間一髪、ジョンが現れてその場を収めた。そんな時、新任のセクシーな捜査官グレイス・サンチャゴ(ジェニファー・ロペス)が現れ、“兄弟”の間に微妙な空気を作る。やがて、地下鉄の切符売り場が放火魔強盗に襲われ、2人はあと一歩の所で犯人を逃がしてしまう。その夜、集金袋の一つが紛失するという騒ぎが起き、日頃の態度や素行からジョンとチャーリーに疑いがかかる。疑惑は晴れたものの、パターソンへの怒りが収まらないチャーリーは、マネーイレインの強奪を口にする。そんな折り、チャーリーの恋心をよそに、ジョンとグレイスの仲が急速に接近。ジョンは、チャーリーへのエクスキューズもあってか彼に1万5千ドルを貸し与えた。ところが、その金をスリに奪われてしまい、さらにジョンとグレースがベッドで抱き合っているところも目撃してしまう。例の放火魔強盗が再び現れ、ジョンは猛追撃するが、追い詰められた犯人は投身自殺した。パターソンは過剰捜査に怒り、2人にクビを言い渡す。激しい言い争いの末にチャーリーはジョンと絶縁し、おまけにブラウン一味から借金を返さなければ、兄弟も手にかけるぞと脅される。大晦日の夜、追い詰められたチャーリーは秘かにマネートレイン強奪を企てた。それを知ったジョンは現場に駆けつけ、列車に飛び乗るがる時既に遅し、列車は暴走を始めた。パターソンは先行車両の乗客の危険も省みず強奪を阻止せんとするが、ついにマネートレインは脱線。間一髪、脱出した兄弟たちは混乱に乗じて逃げようとするが、彼らが犯人であることを知らないパターソンと鉢合わせ。だが、その時、グレースは乗客たちを危険な目に会わせた容疑で彼を逮捕。兄弟はまんまと逃げおおせた。
John
Charlie
Grace Santiago
Patterson
Torch
Riley
Mr.Brown
Kowalski
Subway Robber
Subway Robber
Woman on Platform
Gambler
Guard
Dispatcher
Brown's Enforcer
Brown's Enforcer
Dooley
Guard with Dooley
Motorman
Guy at Bar
Victor
Barricade Captain
Crash Train Motorman
Hood
Hood
監督
脚本
脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
共同製作
撮影
音楽
美術
美術
美術
編集
編集
衣裳デザイン
キャスティング
セット
スタント・コーディネーター
字幕
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