アレック・ボールドウィン
Doc McCoy
犯罪のプロの夫婦コンビの逃避行を描いたアクション映画。ジム・トンプソンの小説を映画化した72年のサム・ペキンパー監督の同名映画を、「キスへのプレリュード」のアレック・ボールドウィンと「愛という名の疑惑」のキム・ベイシンガーの夫婦初共演で再映画化。前作のウォルター・ヒルがエイミー・ジョーンズと共同で脚本をリライト。製作はデイヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン、ジョン・アラン・サイモン。撮影は「黒豹のバラード」のピーター・メンジース・ジュニア、音楽は「リバー・ランズ・スルー・イット」のマーク・アイシャムで、主題歌はリチャード・マークス。共演は「ミッドナイト・スティング」のジェームズ・ウッズほか。
ドク・マッコイ(アレック・ボールドウィン)と妻キャロル(キム・ベイシンガー)は、悪党仲間のルディ(マイケル・マドセン)と組んで、ある囚人をメキシコに逃がした。だが、ドクは依頼人にはめられて逮補され、ルディは彼を見捨てて逃げる。20年の刑を宣告されたドクは、キャロルに暗黒街のボス、ベニヨン(ジェームズ・ウッズ)に会えと頼む。ドクは彼の力で釈放され、交換条件としてドッグレース場の収益金の強奪を強要される。仲間の一人はルディだった。綿密に練られた計画どおり、襲撃は成功。約束の場所でルディと会ったドクは、再び裏切ろうとした彼を銃で撃つ。ドクはベニヨンに金を渡そうとしたが、彼は自分がキャロルと寝たことを明かす。その時、キャロルがベニヨンを撃ち殺した。彼女にしてみれば夫を助けたい一心から仕方なく寝たのだが、ドクの怒りは収まらない。だが彼女を深く愛しているドクは、一度は捨てようとした彼女を再び車に乗せ、メキシコ国境を目指す。防弾チョッキのおかげで生きていたルディも、彼らの後を追う。途中、駅で金の入ったバッグを置き引きされたドクは、列車に飛び乗って犯人を追い、無事に取り戻した。警察の追撃を振り切った2人は、エル・パソの安ホテルに着く。やがてルディ、そしてベニヨンの組織の連中も加わり、激しい銃撃戦が展開。生き延びた2人は、通りかかった老人スリム(リチャード・ファーンズワース)からトラックを手に入れ、メキシコへ向かった。
Doc McCoy
Carol McCoy
Benyon
Rudy
Fran Carvey
Slim
Jim Deer Jackson
監督
脚本
脚本
原作
製作
製作
製作
撮影
音楽
美術
字幕
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