マット・マッコウム
Nick Stone
“人間核弾頭”ことドルフ・ラングレンの主演作から数年、敵をロシア軍から近年アメリカに巣食う病理、白人至上主義を唱える民兵組織へと変えて、装いも新たに贈るマーシャルアーツ・アクションの第2弾。監督はマイケル・ケネディ、製作はロジャー・マクリーン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジャック・アブラモフ、デール・A・アンドリュースの共同、脚本はトロイ・ボロニック、バリー・ヴィクターの共同、撮影はカーティス・ピーターセン、音楽はジョージ・ブロンドハイム、編集はゲイリー・ズベック、美術はブレント・トーマスがそれぞれ担当。出演はマーシャル・アーツ出身のマット・マッコウム、「ドゥ・ザ・ライト・シング」のジョン・サヴェージ、「ブロンドの標的」のジェニファー・ルービン、「トータル・リコール」のマイケル・アイアンサイド、「ハードジャッカー」のジョージ・トーリアトスら。
過激なテロを企む白人至上主義を唱える民兵組織を潰すため、CIAのウェスト大佐(マイケル・アイアンサイド)は部下のNo.1、ニック・ストーン(マット・マッコウム)を呼び、今回の計画に携わるサム(ジェニファー・ルービン)が結成したチームに加える。銃、無線、コンピューターなど、各方面のエキスパートがそれぞれ集まっていたが足並みがそろわず、最初の作戦は失敗する。しかし、かつて旧ロシアで“レッド・スコルピオン”と呼ばれる最強の戦士を作り上げた教師グレゴリー(ジョージ・トーリアトス)の下、訓練を受けた彼らは生まれ変わり、最強の戦士“レッド・スコルピオン”のお墨つきをもらう。かくして作戦がはじまるが、その矢先教師は命を落とす。組織のシンパの夫婦に化けて潜り込んだニックとサムの二人は、いずれも指導者ケンドリック(ジョン・サヴェージ)の鋭い目を誤魔化せず捕まるが、スキをついて逃れ、別行動をとった仲間と合流、反撃を開始。ケンドリックは銃撃に倒れ、なおも指令を出そうとするが結局爆発炎上するアジトの塵と消え、チームは勝利の凱歌をあげるのだった。
Nick Stone
Andrew Kendrick
Sam Guiness
Vince D'Angela
William (Billy) Ryan
Winston (Mad Dog) Powell
Gregori
Colonel West
監督
脚本
脚本
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
字幕
[c]キネマ旬報社