エリック・ストルツ
Zed
破滅にむかって突っ走る男と、彼が呼び寄せた金庫破りの天才、そして娼婦と銀行員の2つの顔を持つ娘。3人の愛憎が交錯する銀行襲撃事件の顛末を描いたいたバイオレンスアクション。「レザボア・ドッグス」のクエンティン・タランティーノが製作総指揮を務め、彼の盟友のロジヤー・エイヴァリーが監督デビューを飾っている。製作は「トゥルー・ロマンス」のサミュエル・ハディダ、エグゼクティヴ・プロデューサーはタランティーノと「レザボア・ドッグス」のローレンス・ベンダー、ベッカ・ボス。撮影はトム・リッチモンド、音楽はトマンダンディ、美術は「ナイト・オブ・ザ・コメット」のデイヴィッド・ワスコが担当。主演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」「ニキータ」のジャン・ユーグ・アングラード、「恋愛の法則」のエリック・ストルツ、「「彼女」の存在」のジュリー・デルピー。共演は「ボディガード(1992)」のゲイリー・ケンプら。
ストーリー
アメリカからパリにやって来たゼッド（エリック・ストルツ）は、偶然乗ったタクシーの運転手が気を利かせてホテルに寄越したコールガールのゾーイ（ジュリー・デルピー）と出会う。彼女は昼間は普通に働きながら美術学校に学んでいると言った。2人は部屋のＴＶが「吸血鬼ノスフェラトウ」を映し出す中で、情熱的に愛し合う。やがてゼッドの旧友エリック（ジャン・ユーグ・アングラード）が訪ねてきて、ゾーイを乱暴に追い返すとゼッドをアジトに案内した。エリックは、5人の仲問たちに引さ合わせる。ゼッドは天才的な金庫破りで、パリ国際銀行襲撃を企むエリックが彼を呼び寄せたのだ。明日の決行を前に、酒とドラッグの馬鹿騒ぎが始まる。エリックはエイズに感染していると告白した。ドラッグで朦朧となったゼッドに、仲問のオリヴァー（ゲイリー・ケンプ）が「奴はお前を愛している」と囁く。一夜明けた革命記念日、7人の男たちは銀行襲撃を開始した。人質を次々と簡単に殺すエリックに疑念を抱きながら、ゼッドは地下の金庫室で仕事を始める。人質の中には、銀行員として働くゾーイの姿もあった。仲間の1人が警備員に射殺されたのをきっかけに、一味は大混乱となる。ゾーイをかばおうとしたゼッドにエリックは嫉妬して、彼を殺そうとする。工リックが銃の狙いを定めた時、踏み込んできた警官隊が彼を射殺した。ゾーイはゼッドを客の一人だと証言して現場から離れ、彼を優しく介抱した。
キャスト
ジュリー・デルピー
Zoe
ジャン＝ユーグ・アングラード
Eric
ゲイリー・ケンプ
Oliver
カリオ・サレム
Jean
ブルース・ラムゼイ
Ricardo
タイ・タイ
Francois
サルヴァトール・ゼレブ
Claude
スタッフ
監督、脚本
ロジャー・エイヴァリー
製作
サミュエル・ハディダ
製作総指揮
クエンティン・タランティーノ
製作総指揮
ローレンス・ベンダー
製作総指揮
ベッカ・ボス
撮影
トム・リッチモンド
音楽
トムアンドアンディ
美術
デイヴィッド・ワスコ
編集
キャスリン・ヒモフ
衣装デザイン
メアリー・ハナン
特殊メイク
トム・サヴィーニ
字幕
松浦美奈
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Killing Zoe
- 製作年
- 1993年
- 製作国
- アメリカ フランス
- 配給
- 日本ビクター＝アスミツク
- 初公開日
- 1994年4月30日
- 上映時間
- 96分
- 製作会社
- デイヴィス・フィルム・ブロ
- ジャンル
- アクション
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
