クリフ・ロバートソン
Judd Pierson
極秘ヴィールスをめぐって情報部、CIA、スタント・ドライヴァーのカー/ヘリ・チェースを描く。製作はラリー・パーとアイゴー・カンター。エグゼキュティヴ・プロデューサーはヘンリー・フォーンズ。監督はブルース・モリソン。脚本はモリソン、ジェームズ・コーフ・ジュニア、ヘンリー・フォーンズの三人が執筆。撮影はケヴィン・ヘイワード、音楽はスティーブン・マコーディ、スタント監修はピーター・ベルが担当。出演はクリフ・ロバートソン、リザ・ハーローほか。
ジャッド(クリフ・ロバートソン)はアメリカ人スタント・ドライバー。危険技をみごと成功させても、収支はよくてトントン。メカニックのケーシー(リーフ・ギャレット)とぐちっているところへ、ある女性が来て物を運ぶだけで大金を払うという。二人は引き受けることにした。実はこの女性クリスティーン(リザ・ハーロー)は国立衛生研究所の研究員だった。研究所で開発された細菌が、研究員三名の命を奪ったことから政府が乗り出してきた。同僚で恋仲のマイクル(ピーター・ヘイドン)は「政府には渡せない。国外に持ち出そう」と言い出した。マイクルがととのえた手筈で、リザはCIAのバリー(イアン・ミューン)とコンタクトをとった。秘かに持ち出したクリスティーンは、ジャッドが運転するトランザムに乗り込んだ。情報部のポール(シェーン・ブライアント)は、FM2の紛失を知ると、マイクルの掌を射ち抜いてクリスティーンの行方を白状させる。トランザムは目的地の新基地建設現場につき、CIAのヘリが上空へ。そこへ兵士が銃撃をしかけ、トランザムは強行突破した。クリスティーンに《物》の正体を白状させるジャッド。情報部は執拗に迫るが、ジャッドが高級テクニックを駆使して逃げる。情報部は警察に強姦犯が逃走中と通達し、三人は警察からも追われることに。フェリーに逃げ込み、一時は船室にとじこめられるが脱出に成功する。バリーと連絡をとり、野原でヘリが接近してくる。CIAにはクリスティーンを研究員として迎えるつもりはなく、FMだけをワイアーに結べという。だが、おりてきたワイアーをクリスティーンは車の屋根に結びつけた。目前に崖が。ヘリはトランザムをつるして飛びつづける。追ってきた情報部の車は続々と崖を落ちていく。
Judd Pierson
Casey Ree
Dr. Christne Rubin
Paul Thoreau
Michael Connolly
Carney
Dr. Marshall
Barry
監督、脚本
脚本
脚本、製作総指揮
製作
製作
撮影
音楽
美術
字幕
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