監督、脚本
中国近代文学の文豪、魯迅の生涯を当時の文献資料を基に紹介する記録映画。没落した士丈夫の家に生まれた魯迅は、美しい水の街である浙江省・紹興で少年時代を送った。貧しいながらも勤勉な彼は、苦学の末に日本に留学。一心に精神の修業に専念した。それは、民族を救うにはまず精神からという彼の信念からだった。そして文学を学び、祖国の半植民地的な状態を切り開く方向を考えた。映画は、魯迅が革命闘争の中で戦士として活躍した広東、上海時代を中心に、彼の思想運動を紹介する。瞿秋白や宋慶齢などの青年らと交流。民衆葬と言われ葬儀では、多くの人々が涙を流したのだった。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
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作品データ
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