監督、製作
世界の飢餓地帯に取材し、飢えがひき起こす悲惨な事実を収録したドキュメンタリー。製作・監督は「奇跡の詩」(74)のジュゼッペ・スコテーゼ、撮影はクラウディオ・カシラギ、音楽はマルチェロ・ジョンビーニ、編集はクロオフェ・コンベルシが各々担当している。主な内容は―大気汚染の進行で地球の空気が汚れ、炭酸ガスの量がふえ、そのため熱の発散が妨げられ気温の上昇を招いている現状。サハラ砂漠での飢餓状況、インドでの人口過剰問題、メキシコのスラム街、カラカスの少女売春。物乞いで命をつなぐ少年が同情を買うため、自ら脚を傷つけて障害者となるという信じ難いような現実。麻薬やメチル・アルコールに溺れる子供たち―などである。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。